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更新日:2023年12月14日

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富山県美術館-TAD Press ReleaseToyama Prefectural Museum of Art and Design

【富山県美術館】「倉俣史朗のデザイン――記憶のなかの小宇宙」展 開催および一般前売券販売のお知らせ

発表日 2023年12月14日(木曜日)

富山県美術館では、2024年2月17日(土曜日)~4月7日(日曜日)の間、「倉俣史朗のデザイン――記憶のなかの小宇宙」展を開催します。一般前売券は2023年12月17日(日曜日)から販売します。
倉俣展ポスター画像倉俣史朗(1934-1991)は、没後30年以上を経た今なお、デザインの領域にとどまらない高い評価を受け、影響を与え続けているデザイナーです。アクリル、ガラスのほか、建築用金属素材も用いて、主に家具とインテリアを中心に、時に同時代の美術の影響を受けながら展開されたその仕事は、デザインや社会の状況への問いかけも含みながら、今もなお人々を魅了しています。
倉俣史朗の名を冠した展覧会としては、約10年ぶりの開催となる企画です。デザイナーとして独立する以前の20代の頃の仕事を紹介する資料から、56才で突然世を去るまでにデザインした家具やインテリアを、《ミス・ブランチ》(1988年)など当館所蔵の椅子7脚も織り交ぜながら、時代順に辿ります。また、晩年の倉俣が残した夢日記やイメージスケッチ、傍らに置いた蔵書やレコード、そして倉俣自身の言葉を通して、その内面や思考の背景など「倉俣史朗その人」を伝えることも試みます。

開催概要

展覧会名

倉俣史朗のデザイン――記憶のなかの小宇宙

会期

2024年2月17日(土曜日)~4月7日(日曜日)

開館時間

9時30分~18時00分(入館は17時30分まで)

休館日

毎週水曜日(ただし3月20日は開館)、3月21日(木曜日)

会場

富山県美術館2階 展示室3、4

主催

富山県美術館、朝日新聞社、北日本新聞社、富山テレビ放送

特別協力

クラマタデザイン事務所

協賛

東洋ガスメーター株式会社、NiX JAPAN株式会社、前田薬品工業株式会社(五十音順)

観覧料

一般前売り:700円 一般:900(700)円、大学生:450(350)円、高校生以下無料
( )内は20名以上の団体料金
一般前売券の販売は2月16日(金曜日)まで。

【前売券販売所】

富山県美術館、富山県水墨美術館、アーツナビ
e-tix(予定)

本展の見どころ

没後30年以上、今また高まる評価

その活動期にも世界的な評価を受けていた倉俣のデザイン。香港に開館した美術館「M+」が、倉俣史朗がインテリアデザインを手掛けた新橋の寿司店「きよ友」を移設する形で収蔵・公開したことが大きな話題になるなど、近年、倉俣のデザインへの注目がいっそう高まっています。その中で開催される本展は、没後30年以上を経ても今なお色褪せずに光を放つ倉俣史朗のデザインに出会うまたとない機会です。

倉俣史朗による家具とインテリアが一堂に

当館をはじめ、アーティゾン美術館等国内美術館の所蔵品、実制作に携わった制作会社所蔵などの家具や資料が一堂に会するまたとない機会です。また、大半が現存しない主要なインテリアの仕事も写真等により紹介します。また、当館のユニフォームのデザインを手掛けた三宅一生は、本展でその一部を紹介する店舗インテリアを倉俣に依頼しています。

もうひとつの倉俣史朗。私的に記した夢日記など

倉俣は何を考え、想い、そのデザインを生み出していったのでしょう。本展では、1980年代以降に私的に書きつけていた夢日記や、同じく1980年代から自身の過去のデザインを自身のイマジネーションの世界に置くように描きはじめたイメージスケッチなども紹介します。また、倉俣所蔵の書籍やレコードの一部も紹介します。

会期中のイベントについて

会期中のイベントの詳細は、当館ホームページやSNS等でお知らせします。

お客様へのお願い

ご来館の際は、当館ホームページの「入館時のお願い」をご確認ください。
土日祝の混雑時には、入場制限を行う場合がございます。

ご取材・掲載用写真について

広報用画像提供・取材申込書については、下記申請書にご記入の上、ご送付をお願いいたします。

広報用画像提供・取材申込書(PDF:5,405KB)(別ウィンドウで開きます)

 

お問い合わせ先

部局・担当名

電話番号

担当者

生活環境文化部 富山県美術館

076-431-2711

広報について:川浦、展覧会について:稲塚、田辺

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