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更新日:2023年11月28日

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富山県 News Release MAKE TOYAMA STYLE

死亡野鳥におけるA型鳥インフルエンザ遺伝子検査陽性について

発表日 2023年11月28日(火曜日)

11月21日に魚津市で回収された死亡野鳥(ヒドリガモ1羽)について、昨日、A型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出たことについて、環境省から連絡がありましたのでお知らせします。

  • 現時点では、遺伝子検査でA型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認された段階であるため、病原性は未確定であり、高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されたわけではありません。
  • 鳥インフルエンザウイルスは、野鳥の観察など、通常の接し方では人に感染しないと考えられています。日常生活においては鳥の排泄物等に触れた場合には手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありません。
  • 高病原性鳥インフルエンザ確定検査の結果、陽性となった場合、危機管理連絡課長会議を開催することとしております。

死亡個体回収地点

魚津市上口地内

野鳥の種類羽数

ヒドリガモ 1羽(検査優先種1(環境省マニュアルより))

経緯

11月21日、魚津市上口地内で死亡したヒドリガモ1羽を回収。同日中に東部家畜保健衛生所にて簡易検査を実施したところ、結果は簡易検査で「陰性」でした。

遺伝子検査のため国立環境研究所に検体を送付したところ、昨日11月27日にA型鳥インフルエンザウイルス「陽性」が確認され、回収地点から半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定した旨、環境省から連絡がありました。

(※)なお、県内全ての23養鶏場で異常がないことを確認済みです。

(参考ファイル)野鳥監視重点区域(PDF:352KB)

今後の対応

(1)野鳥対策

野鳥監視重点区域及び重点区域外の主な渡り鳥飛来地において、死亡個体・衰弱個体の早期発見・回収を目的に監視を実施

(2)家きん対策

  • 県内全ての112家きん飼育者(1羽以上)に飼育衛生管理基準の遵守徹底を指導
  • 回収地点から半径3km圏内に養鶏農場(100羽以上)なし

(3)県民への各種相談窓口

  • 富山県生活環境文化部自然保護課野生生物係内に設置(電話:076-444-3397)
  • 夜間・休日は県庁代表電話により対応(電話:076-431-4111)

(※)現場での取材は、ウイルスの拡散や感染を防ぐため厳に慎むようお願いします。

お問い合わせ先

部局・担当名

電話番号

担当者

生活環境文化部 自然保護課 野生生物係

076-444-3397

中島、稗苗

農林水産部 農業技術課 畜産振興班

076-444-3289

岡村、神吉