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更新日:2023年9月1日

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令和5年度キジハタ標識放流試験の実施について

発表日 2023年9月1日(金曜日)

水産研究所では、市場価値が高く漁業者の要望の強いキジハタについて、種苗生産や放流技術の開発により、事業化に向けた研究に取り組んでいるところです。

本年度は、下記の日程でキジハタ種苗の標識放流試験を実施することにしましたので、お知らせします。

標識放流試験の内容

1.放流場所、日時および放流方法

放流場所

滑川市中川原地先(下図星印)

日時

令和5年9月5日(火曜日)午前9時30分

滑川漁港における沿岸漁業調査船「はやつき」への種苗の積込作業の開始時刻であり、積込作業が完了次第、出航します。

放流種苗のサイズと尾数

全長50mm程度の種苗約16千尾

放流方法

沿岸漁業調査船「はやつき」により海上から放流します。調査船に乗船しての取材はできませんので、あらかじめご了承をお願いいたします。また、気象条件等により放流を延期する場合があります。当日に放流するかを確認したい場合は、午前8時30分以降に、当水産研究所(Tel076-475-0036)までお問い合わせください。

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2.その他

今年度は、9月から10月にかけて、合計100千尾の種苗を県内5地区(朝日、黒部、魚津、滑川および富山)に放流する予定です。今後、県内の市場で漁獲されたキジハタについて、標識魚の割合や成長などを継続的に調査し、放流の効果を検証します。

キジハタ種苗の標識放流試験は平成25年度から実施し、今回で11回目となります。平成25年度から令和2年度までは毎年9~36千尾の種苗を放流してきましたが、令和3年度は87千尾、令和4年度は121千尾の種苗放流を実施しました。

お問い合わせ先

部局・担当名

電話番号

担当者

農林水産部 農林水産総合技術センター水産研究所

076-475-0036

村木・中島