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更新日:2023年11月20日

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富山県 News Release MAKE TOYAMA STYLE

棚田保全に向けた企業と集落とのパートナーシップ(協働活動)について~眼下に絶景を望む山田の棚田を次世代に~

発表日 2023年11月20日(月曜日)

営農継続が困難になりつつある中山間地域集落において、民間企業との協働作業の実現に向けた取組を実施します。

日時

令和5年11月23日(木曜日)9時00分~12時30分

(※)荒天の場合は来春に延期

場所

富山市山田清水

詳細な場所等については、下記担当までご連絡ください。

事業概要

「中山間地域保全パートナーシップ推進事業」について

中山間地域では、中山間地域等直接支払制度等により農業用施設の維持管理や継続的な営農活動が行われていますが、高齢化・人口減少によりその継続が難しい集落もあります。このため県では「中山間地域保全パートナーシップ推進事業」を活用し、集落と社会貢献活動を希望する企業・団体とのマッチングを通じて、中山間地域における人材支援を実施しています。

実施内容

今回は、民間企業と富山市山田の集落とのマッチングを行い、まずは中山間地域の現状や集落活動について直接現地で体感してもらうための棚田保全活動の見学及び作業体験会を試行的に実施し、今後の事業推進に向けての意見交換や課題等を整理するものです。

【棚田とは】

⼭の斜⾯や⾕間の傾斜地に階段状に作られた⽔⽥のことを棚⽥といいます。棚⽥は伝統・⽂化、美しい景観、教育、国⼟保全といった多⾯的機能を有しており、農業⽣産活動を主体としつつ、地域住⺠等の共同活動によって守られている県民共通の財産です。

しかし、地形的に生産条件が悪いことから、棚田の維持には多大なコストを要するのが実情であり、人口減少や高齢化によって担い手不足が進み、各地で棚田が荒廃の危機に直面しているのが現状です。

このため、県では、集落と社会貢献活動を希望する企業等とのマッチングを通じて、中山間地域における棚田保全のための人材支援を実施しています。

参集範囲

山田清水集落、山田小島集落、地域おこし協力隊、農業ボランティア

<民間企業>太平洋ランダム(株)

<農業法人>清水営農組合、NPO法人山田の案山子、(株)ヒルフロント

お問い合わせ先

部局・担当名

電話番号

担当者

農林水産部 富山農林振興センター

076-444-4475

本井