統計情報ライブラリー/産業鉱工業生産指数
平成18年鉱工業指数の動向/財用途別動向


     1−(1) 投 資 財

     1−(2) 消 費 財
     2     生 産 財

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1.最終需要財

 生産は前年比▲1.2%低下の99.8となり、在庫は前年末比3.4%上昇の100.7となった(統計表第2表・第11表・第13表)。

(1)投資財
 投資財全体では、生産が前年比(原指数)1.8%上昇の99.9となり、在庫が前年末比▲3.5%低下の83.3となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期は▲6.0%低下し、U期で4.4%上昇したが、V期には▲0.5%と再び低下し、W期は4.5%上昇した。(図1、統計表第2表・第11表・第12表・第13表)。




 さらに細かい財目でみると、投資財のうち資本財は、生産が前年比7.0%上昇の132.4となり、在庫が前年末比15.1%上昇の117.7となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期は低下し、U期で上昇したが、V期には再び低下し、W期は上昇した。(図2)。
   



 また、建設財は、生産が前年比▲1.1%低下の86.9となり、在庫が前年末比▲9.6%低下の74.0となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期は低下し、U期で上昇したが、V期には再び低下し、W期は上昇した。 (図3)。





(2)消費財
 消費財全体では、生産が前年比(原指数)▲4.6%低下の99.7となり、在庫が前年末比9.7%上昇の121.0となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期▲5.3%、U期▲7.9%と2期連続で低下したが、V期11.7%、W期4.0%と2期連続で上昇した (図4、統計表第2表・第11表・第12表・第13表)。




 さらに細かい財目でみると、消費財のうち耐久消費財は、平成18年T期より対象品目の生産・在庫ともになくなった。(図5)



 非耐久消費財は、生産が前年比▲4.1%低下の100.8となり、在庫が前年末比9.6%上昇の122.0となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期、U期と2期連続で低下したが、V期、W期と2期連続で上昇した(図6)。



2.生産財

 生産財全体では、生産が前年比(原指数)2.1%上昇の112.5となり、在庫が前年末比▲5.1%低下の89.9となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期 1.5%上昇し、U期▲0.8%、V期▲0.4%と2期連続で低下したが、W期で再び0.5%上昇した (図7、統計表第2表・第11表・第12表・第13表)。





 さらに細かい財目でみると、生産財のうち鉱工業用生産財は、生産が前年比2.2%上昇の112.9となり、在庫が前年末比▲5.6%低下の87.8となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期は上昇し、U期、V期と2期連続で低下したが、W期で再び上昇した (図8)。




 また、その他用生産財は、生産が前年比1.3%上昇の103.0となり、在庫が前年末比3.3%上昇の136.6となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期は上昇し、U期で低下したが、V期、W期と2期連続で再び上昇した(図9)。
 

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