11月号のダイジェスト
平成25年11月号
2013.November
寄稿 中国におけるインターネット社会の興隆
富山県観光・地域振興局
国際・日本海政策課 主事 大井 徹雄

世界第2位のGDPまでに上り詰めた中国。中国とは、県内の自治体、企業、教育機関、民間団体など様々な主体において積極的な交流が展開されています。富山県では、友好県省を締結している遼寧省に昭和63年から、富山−上海便就航を契機に交流を推進している上海市に平成18年から、職員を派遣しています。

本稿では、今年8月までの2年間(平成23年〜 遼寧省、平成24年〜 上海市)、中国に滞在していた富山県職員が、現地で自ら感じたことなどを踏まえつつ、“インターネット”という切り口から中国という国の今をご紹介します。


動き 「とやまシニア専門人材バンク」について
富山県商工労働部労働雇用課

少子高齢化が進展し、労働力人口の減少が見込まれるなか、定年後にも、長年培った専門的な知識、技術、経験などを活かして働きたいと考える多くの高齢者がいます。

一方、企業においても、新たな事業展開や諸課題に対応するため、中小企業を中心に、専門的な能力を有し、経験豊富な人材の活用が重視されています。 本稿では、富山県が富山労働局・富山公共職業安定所と連携して、平成24年10月に専門的知識や技術等を有する高齢者と人材を求める企業のマッチングを支援するために開設した「とやまシニア専門人材バンク」の概要や運営状況などについてご紹介します。


 

エッチュウミセバヤ

エッチュウミセバヤ

 ベンケイソウ科の多年草で、富山県固有の植物です。つまりエッチュウミセバヤは世界中で富山県にしか自生していない貴重な植物です。限られた場所にしか生育せず、絶滅危惧植物に指定されていますが、人工的に繁殖された株が流通していますので、一般家庭でも楽しむことができます。10月下旬ごろから美しいピンク色の花を咲かせています。

(富山県中央植物園で撮影)

写真・文:富山県中央植物園