統計情報ライブラリー/産業工業統計調査


2.事業所数   ―前年比1.7%増と5年ぶりの増加―

                

                   

 

 事業所数は、3,747事業所と、前年に比べ61事業所増加(前年比1.7%増)し、1998年(平成10年)以来、5年ぶりに増加した。

(1)業種別

 業種別(産業中分類別)にみると、増加事業所数ではその他の製造業が最も多く、19事業所増(前年比16.4%増)で、次いでプラスチック(11事業所増、同4.3%増)、家具・装備品(10事業所増、同8.8%増)、電気機械(6事業所増、同5.9%増)などの14業種(前年2業種)となっている。一方、減少したのは、衣服が最も多く▲6事業所の減(前年比▲3.6%減)で、次いで情報通信(▲2事業所減、同▲13.3%減)、輸送機械(▲2事業所減、同▲2.4%減)、精密機械(▲2事業所減、同▲28.6%減)などの6業種(前年21業種)であった(表3、図3)。

 業種別構成比をみると、金属製品が612事業所で16.3%(前年16.6%)と最も高く、以下、食料品が480事業所で12.8%(同12.9%)、一般機械が476事業所で12.7%(同12.8%)と、この上位3業種で41.8%(同42.3%)を占め、次いでプラスチックが269事業所で7.2%(同7.0%)、窯業・土石が213事業所で5.7%(同5.7%)となった(表3、図3)。



 

  

(2)従業者規模別            

 従業者規模別の構成比をみると、4〜29人規模が2,955事業所で78.9%(前年78.5%)、30〜299人規模が743事業所で19.8%(同20.0%)、300人以上規模が49事業所で1.3%(同1.4%)であった。とりわけ、1,000人以上の事業所は3事業所増加し、7事業所となった(表4、図4)。