![]() |
1 漁船総隻数 |
2 漁業層別の動力船隻数、トン数及び馬力数 |
1.漁船総隻数 〜減少率、減少数ともに昭和58年以来最高〜
漁業経営体が調査期日前1年間に使用し、調査日現在保有する漁船隻数は 769隻で、前回の996隻に比べ227隻(22.8%)減少しました。減少率は、船外機付船(△35.4%)が最も大きく、次いで動力船(△20.7%)となっています。
漁船の種類別にみると、動力船は506隻(構成比65.8%)で、総隻数の約6割と最も多く、次いで船外機付船が184隻(同23.9%)、無動力船79隻(同10.3%)の順となっています。
このうち動力船をトン数規模別にみると、3〜5トンが137隻(構成比17.8%)、5〜10トンが118隻(同5.3%)、10〜20トンが117隻(同15.2%)、3トン未満が106隻(同13.8%)の順となっており、10トン未満が約7割を占めています。
全国と比べると、富山県は5トン以上の占める割合が大きく、特に20トン以上の占める割合は5.6%と全国(1.6%)の3.5倍と大きく上回っています。
2.漁業層別の動力船隻数、トン数及び馬力数 〜減少傾向ながら 平均トン数は全国に比べ大きい 〜
動力船の隻数、トン数及び馬力数の総数は、漁業経営体が減少していることもあり、いずれも前回よりかなり減少しています。
しかしながら、1経営体あたり平均動力船隻数は前回よりも若干増加しており、また、動力船1隻あたり平均トン数は、前回に比べ若干の減少にとどまっています。
また、1経営体あたりの平均動力船隻数、動力船1隻あたりの平均トン数・馬力数ともに全国平均を上回っており、特に動力船1隻あたりの平均トン数・馬力数は、全国を大きく上回っています。
漁 業 層 沿岸漁業層 : 漁船非使用、無動力船、動力船10トン未満、定置網、地びき網及び海面養殖の各階層を総称したものをいう。 中小漁業層 : 動力船10トン以上1,000トン未満の各階層を総称したものをいう。 大規模漁業層 : 動力船1,000トン以上の各階層を総称したものをいう。