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富山県で教員になる魅力
子どもたちと一緒に、わくわくする毎日を過ごしませんか?
富山県は、日本海側の中心に位置し、東西南北の各県・地域、さらには世界をもつなぐ「北陸の十字路」です。豊かな自然の中で、先人たちは「粘り強さ」「勤勉性」「積極進取の気性」など生きる力を育んできました。また、高い進学率や活発なPTA・公民館・生涯学習活動などにうかがえる教育熱心な県民性、熱意と使命感を持って優れた成果を上げてきた資質の高い教員など、教育を支える恵まれた土壌があり、子どもたち一人ひとりの個性や能力を育む熱心な教育活動が展開され、「教育県」として高い評価を受けてきました。
この恵まれた教育環境を生かし、教育を通じてすべての子どもたちが生き生きと自分らしく暮らせる「真の幸せ(ウェルビーイング)」を向上させること、そして、SDGs(持続可能な開発目標)に掲げられた「質の高い教育」によって「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会を実現させること。これが、いま私たち富山県が目指す教育の姿です。
わくわくする教室、わくわくする学校、わくわくする「ふるさと富山」を、子どもたちと一緒につくりませんか?
安心の教育環境
キャリアステージに応じた研修の充実
採用後初年から3年次までは「若手教員」として、勤務校や教育センター等で様々な研修が実施されます。3年間の継続した研修の中で、具体的な事例や体験を通じて学びを深め、実践的指導力や問題解決力・対応力を磨くことができます。
また、若手教員研修だけでなく、その後の6年時教員研修、中堅教諭等資質向上研修など、移り変わっていくキャリアステージに合わせて、教員一人一人が「いま必要な実践力」を養うための研修が用意されています。
さらに、学校の枠を越えて、教員が主体的に校種別・教科別の研究活動を展開しており、実践と対話通じて教員同士のつながりを深めながら、授業改善と子どもたちの確かな学びを追究できる環境が整っています。
地域で育てる「チーム富山教育」
富山県が「課題解決型の教育」「ICT教育」とともに、様々な校種・教科において横断的に取り組んでいるのが「チーム富山教育」です。家庭・地域・民間企業との連携によって、子どもたちが安全・安心な環境の中で、基本的な生活習慣や社会性を身につけ、豊かな人間性を育み、健やかに成長することを地域全体で支援するとともに、職場体験活動や福祉・ボランティア活動等のキャリア教育の推進や、地域課題を発見し解決の道筋を探究するプロジェクト学習など、自分らしい生き方を考え、生涯にわたってたくましく生き抜く力を身につけるための学びに力を入れています。
富山県ではこんな教員を求めています!
- 子どもに共感し、寄り添うことができる人
- 自律心を備え、率先してものごとに取り組む人
- 広い視野を持ち、多様性を尊重する人
- コミュニケーションを大切にし、他者と協働できる人
- 謙虚な姿勢を忘れず、自らを磨き、学び続ける人
令和8年度富山県公立学校教員採用選考検査の変更点
現職教員を対象とした冬選考を実施
県外の国公立学校の現職教員であって、本県への移住を希望する者(教員UIJターンを対象とした冬選考を実施し、専門的知識、経験を有する人材を即戦力として確保するとともに、本県以外の自治体で勤務する現職教員の移住等をさらに後押します。
※詳細は9月以降に実施要項で公表予定
加点制度の拡大
学校の小規模化や今後の義務教育学校の増加を見据え、複数免許取得者や多様な専門性を有する教員を確保するため、従来の特別支援、情報及び英語免許及びこれらに関する資格に係る加点について、司書教諭(司書教諭講習受講修了者)及び幼稚園教諭(特別支援受検者を対象)を加えるとともに、受検種目以外の校種の免許に拡充し、15点を上限に加点します。
教員免許状を有しない者を対象とする特別選考の拡充
- 社会人選考B農業、工業、技術、家庭の出願要件の各専門分野における勤務実績について、現行の「継続して実務経験を有する者」を「通算して実務経験を有する者」に緩和します。
- 社会人選考B農業、工業)の出願要件について、「教科に関する技術者養成機関(農業科、工業科及び農業、工業の専門科目を学ぶことのできる教育課程を有する高等学校を含む)の専任教員(実習助手を含む)として通算5年以上の勤務経験を有する者」を追加します。
- スポーツ実績の出願要件に、教員免許状を有しないオリンピックに日本代表として出場した競技者を追加する。
1次検査における専門教科筆答検査の検査時間の短縮
働き方改革の推進
児童生徒と向き合いやすい環境の整備
「教育は人なり」
学校現場や市町村教育委員会の意見を聞きながら、多忙感のある業務の改善、生徒と関わる時間の確保など、現場目線での働き方改革に取り組んでいます。
効率的・効果的な業務の推進
- 小学校における35人学級の推進
- 「統合型校務支援システム」「GIGAスクール運営支援センター」等、ICTを活用した業務改善
- 「働き方改革事例集」や「多忙化解消の知恵袋」の作成・配布を通じた、学校間での業務改善のノウハウの共有
地域専門人材活用による体制整備
- キャリア教育アドバイザーの配置
- スクールソーシャルワーカーによる支援体制の強化
- スクールカウンセラーの配置
- スクール・サポート・スタッフの配置
- 外国人児童生徒教育コーディネーターの配置
- 大学との連携による、県内小中学校への支援スタッフ(教員志望大学生)の派遣
(外国人支援スタッフ、英語学習パートナー、心のサポーター、観察実験アシスタント、など) - 県立高校職業科への民間外部人材の配置
部活動の負担軽減と教職員の健康管理
- 小学校の学級担任となる新規採用教員へのサポート教員の配置
- 部活動指導員の配置
- 地域部活動及び合同部活動の推進
富山で暮らす魅力
勤務条件
初任給
- 大学院卒:283,000円
- 大学卒:264,000円
- 短大卒:242,000円
※上記の額は給料、教職調整額、義務教育等教員特別手当を含んだものであり、経歴その他に応じて一定の基準により決定されます。
諸手当
通勤手当、扶養手当、住居手当等
条件に応じて支給
期末勤勉手当4.60月(令和6年度)
年2回(6月、12月)支給
休暇等
年次休暇
1年間20日取得可能(新規採用の年は15日間)
年次休暇以外の有給休暇
- 家族看護5日(同居する中学校就学前の子が2人以上の場合は10日)
- 短期介護5日(要介護者が2人以上の場合は10日)
- 結婚休暇連続する7日以内
など
出産・育児等による有給休暇
- 産前産後休暇:産前8週間産後8週間
- 育児時間:3歳まで1日2回、90分以内
- 育児参加休暇:8日間(指定期間)
など
子育てしやすい富山
保育所等待機児童
0人(全国1位)
※ 全国2,680人、大阪府147人、東京都286人、愛知県52人(R5子ども家庭庁資料)
保育所入所率
80.0%(全国4位)
保育所等(令和3年)
- 病児・病後児保育:174カ所
- 延長保育:251カ所
- 休日保育:74カ所
放課後児童クラブ(令和3年)
- 放課後児童クラブ:293カ所
- うち18時以降開所:140カ所
子育て支援制度(主なもの)
育児休暇は、最大3年取得可能です。
女性教職員
不妊治療~妊娠
- 不妊治療のための休暇
- 妊娠症状対応休暇
- 母子保健健診休暇
- 妊娠通勤時間
出産前後
- 妊娠出産休暇
女性教職員・男性教職員ともに取得可
0歳~3歳未満
- 育児時間
- 育児休業
0歳~小学校就学前
- 育児短時間勤務
0歳~小学3年生まで
- 「部分休業」等
その他
- 子どもの看護休暇 ※疾病予防(予防接種や健康診断の受診付き添いなど)は中学校就学前まで
男性教職員
出産前後
- 出産支援休暇
出産前から
- 育児参加休暇
出産後
- 育児休業(通称:産後パパ休暇)
※取得可能回数が増えました!(配偶者の出産から8週間以内に2回、配偶者の出産から8週間後も最大2回)