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とやまの雪の文化、次の世代に伝えよう
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雪の文化、今、なぜ雪の文化なのか
雪は、富山県にとって切り離すことができない自然環境です。私たちの先人たちは、長い間、雪と関わりながら、今日の良好な生活環境や活発な経済活動を築き上げてきました。
しかしながら、昨今、暖冬少雪傾向も加わって、日々の生活や私たちの気持ちの中で、「雪」への関心が次第に薄れてきているのではないでしょうか。
でも、よくよく考えてみると・・・・
雪は、私たち雪国に住む者だけに与えられた天からの贈りものなのです。
富山県が豊かな水の恵みを受け、緑豊かな自然に囲まれ、住みよい生活を送っていけるのは、立山をはじめとする山々にたくさん雪が降るからであり、先人たちがその融け出す水を利用して様々な取組みを行い「
水の王国とやま
」を築いてきた努力の賜物でありましょう。
いわば、雪があったからこそ、今日の豊かな富山県が築き上げられたと言っても言い過ぎではありません。
水の循環からみた富山の雪と生活のつながり
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雪によって培われた県民性
私たちは、環境の影響を強く受けますが、勤勉、がまん強い、たくわえる(貯金)、譲り合う、大事にする、思いやりといった本県の県民性・気質は、雪と無縁ではなく古代から引き継がれ、県民の潜在能力にまで高まったものと思われます。
かつて機械による道路除雪が今ほどでなかった頃、雪道の向こうから人が歩いて来ると、立ち止まって雪を踏み固め、道を譲り合ったものです。また、冬場に野菜、米、干物などを畑の中で土をかぶせて蓄える習慣がどこの家庭にもありました。
雪には、暗さといったマイナスイメージも確かにありますが、大地と風雪の織り成す「富山」という風土の中で、私たちの基本的なもの全てが雪によって培われてきたのでありましょう。
※参考文献:「風土と教育がもたらす実り 富山県民生涯学習カレッジ客員教授 長井真隆」(北國文華2003冬号)
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昭和初期、黒部にあった雪山
(撮影:尾沢初雄氏)
雪の貯蔵庫で雪山と呼びました。回りの雪を集めて積み、モミがらやヌカをかぶせ、地域によってはわらで屋根をふいて小屋のようにして雪を保存し、夏季に出荷していました。魚介類の鮮度を保つための冷蔵用で、そのほか食用・医療用にも使われました。昭和の初めごろまでは県内各地で作られていました。
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富山と雪の関わりなどを見つめ直す
雪によって培われた県民性
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