更新日:2023年12月22日

ここから本文です。

第14回富山県食育推進会議(平成28年6月21日開催)

第14回富山県食育推進会議の概要

日時:平成28年6月21日(火曜日) 15時30分~17時20分

場所:富山県民会館8階バンケットホール

出席者:委員13名、代理出席4名(委員数25名)

次第:

1 開会

2 部長あいさつ

3 食育推進活動に関する報告

  • (1)地域での取組事例
    「演題 富山県食生活改善推進連絡協議会事業及び食育活動」
    富山県食生活改善推進連絡協議会 会長 勝田 幸子氏
  • (2)学校給食での取組事例
    「演題 おいしい地場産食材を学校給食に -学校・家庭・地域と連携した地場産物活用ー」
    滑川市学校給食共同調理場 栄養教諭 浜谷 美智代氏

4 協議事項

  • (1)平成27年度の取組み状況について
  • (2)平成28年度の取組み方針について
  • (3)第2期富山県食育推進計画の見直しについて

5 知事あいさつ

6 閉会

【主な意見】

  • 食育の浸透性が薄いと感じる。食育が大事であることを一層アピールする必要がある。
  • 子どもたちへの食育が本当に大切と感じる。現在も食育の啓発はされているが、より一層、あらゆる場面で推進してほしい。

 

  • 特に未就学児の生活習慣は家庭環境の影響が大きく、親が夜更かしをすると子どもの就寝時間も遅くなり、朝ご飯が食べられないなどにつながる。「早寝早起き朝ご飯」の声かけをしても家庭内で実践されていない状況がある。食育の実践は生活環境に大きく影響されるため、生活スタイルも含めて「早寝早起き朝ご飯」を推進してほしい。
  • 核家族で共働きの家庭が増えており、限りある時間の中で朝食、夕食を調理するのは難しい面もある。地元産食材をつかった栄養バランスが良く簡単にできる料理の普及を期待したい。また、保育所や学校など子どものころからの食育が重要であり、県民ぐるみで取り組んで欲しい。
  • 健康寿命延伸には、適度な運動とともに食育はとても大切である。子どものころに身についた正しい生活習慣を大人になってから自然に実践できることが理想である。
  • 若い世代の食育が重要であることは共通認識であるが、実践につなげる方法を考えていかなければならない。「のばそう健康寿命」のチラシなどを児童・生徒に配布し、家庭で掲示するなど研修会等へは参加できなくても、知識を得る手段としてもっと活用すればいいと思う。
  • 子どもたちの生活経験がとても不足しており、魚一匹の調理を行うことや豆から味噌を作るなどの体験の場に支援をいただきたい。
  • 作成された小学生向けの農と食の副読本については、社会科や総合学習、家庭科の時間に系統的に活用できる資料になっていると思う。家庭を変えることは学校現場では難しいが、子どもの実践力を身に付けさせることが学校の課題と考えている。
  • 核家族で忙しい方を食育講座などに参加いただける工夫が必要。

 

  • 一人暮らしが間近となる高校生を対象に、学校から希望者を募り休日に食育教室を行っているが、できれば学校に出向いて実施できる仕組みになるといい。高校生に調理体験や最近の食環境、食品ロスの問題など説明していきたい。
  • ライフスタイルが変化し、若者の味覚も変わっている。和食や郷土料理もいいが、若い世代に富山県のすばらしい食材を広め定着させるには、今までと異なった切り口も必要と考える。
  • 家庭で料理をすることが減り、惣菜やレトルト食品等の購入が増えている。単発の体験実習でなく、系統的に複数回の家庭料理を学ぶ施策があれば良いと思う。
  • 惣菜に使用されている食材の産地提供があればいい。
  • 口腔の状態が悪いと食事が進まなくなるので、口の健康も大切であり、子どもから高齢者まで、全年代共通のことである。
  • 富山県には色々な食材がある。2年連続特Aのコシヒカリを学校給食にもっと活用することなど、地元産食材を知り消費する体制の構築が大切である。
  • 学校給食の県産食材活用割合は目標を達成しているが、米等を含めるともっと高い割合でないか。次期計画では表現を工夫すればいいのでは。また、保育所や病院、福祉施設等での地場産食材活用についても推進してほしい。
  • 学校給食に対する姿勢が市町村によって温度差があると感じる。
  • 富山県の野菜の食料自給率はどれだけか。園芸振興をしっかり行ってほしい。
    →平成25年度の富山県の食料自給率は76%。その内訳として、米290%、イモ類を除く野菜22%、果実11%となっている。野菜の生産額は徐々に伸びており、直売所・インショップの売上げも増えているが、一層の園芸振興を図りたい。
  • 食品ロス削減については、他県の「3010運動」(会食・宴会の場で最初の30分と終了の10分間は料理を楽しむ運動)等を参考に、富山県としても県民運動として推進していくのがよいと思う。

<資料>

お問い合わせ

所属課室:農林水産部農林水産企画課 

〒930-0004 富山市桜橋通り5-13 富山興銀ビル11階

電話番号:076-444-3264

ファックス番号:076-444-4407

関連情報

 

このページに知りたい情報がない場合は

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?