統計情報ライブラリー/産業鉱工業生産指数
平成24年鉱工業指数の動向/財用途別動向


     1−(1) 投 資 財

     1−(2) 消 費 財
     2     生 産 財

                                                                                    平成24年富山県鉱工業指数年報はこちら 
                                                              

1.最終需要財

 生産は前年比▲4.2%低下の112.0となり、在庫は前年末比3.8%上昇の110.1となった(統計表第11表・第13表)。

(1)投資財
 投資財全体では、生産が前年比(原指数)▲18.1%低下の93.3となり、在庫が前年末比6.5%上昇の85.2となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期1.5%上昇したが、U期▲6.3%低下し、V期0.3%、W期1.1%と2期連続で再び上昇した(図1、統計表第2表・第5表・第6表)。



 投資財のうち資本財は、生産が前年比▲30.2%低下の92.9となり、在庫が前年末比▲8.7%低下の115.1となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期は上昇したが、U期に低下し、V期、W期と再び上昇した(図2、統計表第2表・第5表・第6表)。
   


 また、建設財は、生産が前年比▲4.2%低下の93.6となり、在庫が前年末比13.6%上昇の77.7となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期は平成23年W期以降2期連続で上昇したが、U期、V期、W期と3期連続で低下した(図3、統計表第2表・第5表・第6表)。





(2)消費財
 消費財全体では、生産が前年比(原指数)11.3%上昇の133.9となり、在庫が前年末比2.8%上昇の122.9となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期5.1%と平成23年V期以降3期連続で上昇し、U期0.0%と横ばいに、V期1.0%と再び上昇したが、W期▲6.2%と低下した(図4、統計表第2表・第5表・第6表)。



 消費財のうち耐久消費財は、生産が前年比14.2%上昇の142.3となり、在庫が前年末比▲50.1%低下の56.0となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期は低下し、U期は上昇したが、V期は低下し、W期は再び上昇した(図5、統計表第2表・第5表・第6表)。



 非耐久消費財は、生産が前年比11.2%上昇の133.8となり、在庫が前年末比2.8%上昇の123.0となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期は平成23年V期以降3期連続で上昇し、U期は横ばい、V期は再び上昇したが、W期は低下した(図6、統計表第2表・第5表・第6表)。




2.生産財

 生産財全体では、生産が前年比(原指数)▲6.7%低下の89.1となり、在庫が前年末比▲1.4%低下の119.9となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期▲1.7%と平成23年W期以降2期連続で低下したが、U期0.0%と横ばいに、V期▲5.5%、W期▲3.1%と再び低下した(図7、、統計表第2表・第5表・第6表)。




 生産財のうち鉱工業用生産財は、生産が前年比▲6.9%低下の88.7となり、在庫が前年末比▲1.4%低下の121.8となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期、U期、V期、W期と平成23年W期以降5期連続で低下した(図8、統計表第2表・第5表・第6表)。



 また、その他用生産財は、生産が前年比▲0.7%低下の99.0となり、在庫が前年末比▲3.7%低下の92.5となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期は上昇したが、U期、V期、W期と3期連続で低下した(図9、統計表第2表・第5表・第6表)。
 

<概況はこちら>
<業種別動向はこちら>

〔鉱工業生産指数へ戻る〕