11月号のダイジェスト 平成28年11月号
2016.November
寄稿
一般財団法人北陸経済研究所 総括研究員 倉嶋 英二

北陸経済研究所では、地域経済の①現在の水準、②変化の方向、③変化の規模、④変化の要因を総合的、可視的、タイムリーに把握することができないかとの問題意識に基づき、平成25年12月より北陸各県の四半期別県内総生産(「GRP」)の推計の試行を始められたところです。

本稿では、北陸経済研究所が独自に行った最新の推計結果から、富山県経済の動きについてご紹介していただきました。


寄稿
富山県 国際課 岩崎 渉

富山県とロシア沿海地方は1992年に友好提携を締結し、人的交流をはじめ、文化・学術、経済、環境、スポーツなど様々な分野で交流を行ってきました。来年、友好提携締結25周年の節目の年にあたり、富山県との関係も深く、地理的にも近いロシア沿海地方ですがあまり詳しいことは知られていないのが現状です。

本稿では、今年3月までの約1年間、ロシア沿海地方の州都ウラジオストクに派遣されていた富山県職員がウラジオストクを中心とした日本との関係や観光地、食文化などについてご紹介いたします。

 

カンラン

カンラン

本州南部や四国、九州など温暖な地域に生育する地生ランです。11月の寒い時期に咲くことから「寒蘭(カンラン)」の名があり、富山県でも愛好家により栽培されています。渡辺五六の「寒蘭や その葉 その花 そのかほり」の句に気品高いカンランの魅力が凝縮されています。

(富山県中央植物園で撮影)

写真・文:富山県中央植物園