平成27年6月号 2015.June |
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ヒツジグサ
日本全国の池や沼に見られる水生植物でスイレンの仲間です。初夏から夏に、白色で径5cm程の花が咲きます。未(ひつじ)の刻(午後2時)頃に花が咲くと考えられていたため、ヒツジグサと名付けられたといわれていますが、実際は午前中から夕方まで咲きます。 富山県では、丘陵地帯のため池などに見られますが、池の改修などにより生育地が減少しているため、絶滅危惧U類に指定されています。 (富山県中央植物園で撮影) 写真・文:富山県中央植物園 |