平成26年3月号 2014.March |
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キミノコーヒー
コーヒーの原料であるコーヒー豆はアラビアコーヒーノキの種子です。葉や果実、生の種子にはコーヒーの香りはありませんが、乾燥させた種子を焙煎することで香りが生じます。広く栽培されているアラビアコーヒーノキの果実はサクランボのように赤く熟することから「コーヒーチェリー」と呼ばれています。アラビアコーヒーノキの一種のキミノコーヒーノキは果実が黄色く熟する園芸品種ですが、種子はコーヒー豆として利用できます。 (富山県中央植物園で撮影) 写真・文:富山県中央植物園 |