平成26年12月号 2014.December |
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イイギリ
日本の本州以南、朝鮮、中国、台湾に分布するヤナギ科の落葉高木です。葉は直径約20cmで形はキリの葉とよく似ており、昔はこの葉で飯を包んだことから飯桐(イイギリ)と呼ばれています。秋から冬にかけて、美しく真っ赤に熟した多数の果実がブドウの房のように垂れ下がり、落葉後も長く、枝に残るので林の中で目立ち、遠くからでもイイギリがあることが分かります。 (富山県中央植物園で撮影) 写真・文:富山県中央植物園 |