平成19年4月号
2007.APR

平成17年国勢調査の集計結果等からみる富山県の高齢化
砂防課(前 統計調査課) 舟本 和彦

富山県は全国を上回るスピードで高齢化が進むといわれています。

本稿では、平成17年国勢調査の集計結果等より、全国値と対比し、富山県の高齢化の特色を示すとともに、高齢者のいる世帯構成、高齢者の就業状況などについて考察しました。


平成16年度県民経済計算推計結果にみる県内経済
統計調査課  大門 俊之

平成16年度の富山県経済は経済成長率が名目0.3%増、実質1.4%増となり、3年連続のプラス成長を達成しています。

本稿では、他県と比較しながら、総生産額の約3割を占める製造業や一人当たり県民所得について分析しました。富山県の産業構造の特徴がみえてきます。


 
チューリップ

ユリ科チューリップ属の植物。原産地はトルコから中央アジアにかけての地域と推定される。

名前の由来は、16世紀中頃オーストリアから派遣された駐トルコ大使ブスベキウスが、花の名前をトゥルバンド(ターバンのトルコ語)と勘違いして欧州に伝えたことから、チューリップの名前が生まれたといわれている。

富山県の県花であるチューリップは、大正時代より球根生産が始まった。以降、チューリップの生育に適した気候、肥沃な土地、豊富で良質な水などの自然の恵み、生産者の方々の努力によって、日本一のチューリップ球根の産地として発展してきた。県内の産地では、4〜5月上旬にチューリップの花の絨毯が広がる。富山オリジナル品種も多数育成されていて、『2007となみチューリップフェア』では、県育成の「春天使」も公開される。

☆となみチューリップフェア☆  

4月20日〜5月6日に砺波チューリップ公園で開催。国内最多450品種、100万本のチューリップが咲き誇る会場で、春のひと時を楽しんではいかがだろうか。


チューリップ四季彩館

砺波チューリップ公園に隣接する四季彩館では、高度な技術を駆使して、1年中チューリップの咲く花園を楽しむことができる。