カンピロバクター食中毒


 富山県において2003年に3件、2004年に3件のカンピロバクターによる集団食中毒が発生しました。カンピロバクターは1982年に食中毒起因菌に指定され、近年、本菌による集団食中毒発生頻度は全国的に増加傾向にあります。また、散発下痢患者からのカンピロバクター検出率も高く、カンピロバクターは重要な腸炎起因菌のひとつです。

カンピロバクター食中毒について

        

臨床症状


病原体


発生時期と病原媒介物


治療と対策


平成16年食中毒発生状況(富山県)


富山県における食中毒菌分離の年次推移
(1995〜2004)


病因物質別食中毒発生件数(全国)
(患者1人の事例も含む)





               担当 : 細菌部 清水美和子


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