県民経済計算・生計
《県民経済計算》
平成29年度の日本経済の実質経済成長率(国内総生産(GDP)の対前年度増加率)は1.9%増となり、3年連続のプラス成長となった。
本県の29年度経済成長率(県内総生産の対前年度増加率)は、名目で2.4%増(平成28年度1.6%減)、実質では2.4%増(同1.3%減)となり、名目、実質ともに2年ぶりの増加となった。
これは、主力産業である製造業において、ウエイトの大きい化学やはん用・生産用・業務用機械、電子部品・デバイスなどで県内総生産が増加したこと、県内総生産の約6割を占める第3次産業で増加に転じたことなどによる。
《生計》
令和元年の富山市の二人以上の世帯のうち勤労者世帯の実収入の1か月平均は593,210円(全国586,149円)で、前年比名目4.2%減、実質4.2%減となり、全国第17位(都道府県庁所在市別順位 以下同じ)となった。消費支出は323,725円(全国323,853円)で前年比名目6.0%減、実質6.0%減となり、全国第20位となった。
経済成長率の推移
![]()
注 国値は平成30年度「国民経済計算年報」による。
資料:富山県統計調査課
実収入の対前年増減率の推移(富山市 二人以上の世帯のうち勤労者世帯)
資料:富山県統計調査課