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最終需要の総額は7兆3,735億円で、このうち移輸出が42.9%を占め、次いで民間消費支出が25.9%の構成比となっている。 |
最終需要の総額は7兆3,735億円で、その内訳をみると最も構成比が高いのは移輸出(42.9%)で、次いで民間消費支出(25.9%)、総固定資本形成(19.7%)の順となっている。
平成2年との比較では、移輸出が6.2ポイント(49.1%→42.9%)、民間消費支出が0.5ポイント(26.4%→25.9%)減少したのに対し、一般政府消費支出が4.1ポイント(4.6%→8.7%)、総固定資本形成が2.9ポイント(16.8%→19.7%)増加した。
また、国との比較では国に移出がないことから、県(国)内最終需要で比較すると、全国に比べ民間消費支出(富山県45.4%、全国54.1%)のウエイトが小さく、一般政府消費支出(富山県15.2%、全国13.8%)や、総固定資本形成(富山県34.5%、全国27.8%)のウエイトが高くなっている。
最終需要は、家計外消費支出(交際費や接待費など企業その他の機関が支払う家計消費支出に類似する支出)、民間消費支出、一般政府消費支出、総固定資本形成、在庫純増及び移輸出から構成される。
また、次の関係が成立している。
最終需要の合計−移輸入の合計=粗付加価値の合計