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産業別の生産額を特化係数でみると、全国水準(特化係数=1)を上回っているのは、電力・ガス・水道業、建設業、製造業となっている。 |
平成7年の生産額を特化係数でみると、電力・ガス・水道業、建設業、製造業が1を上回っており、製造業の中では、非鉄金属や金属製品が大きい。
一方、金融・保険、サービス業などの第3次産業の特化係数は小さい。
全国と同様、本県でも産業のサービス化の進行がみられるものの、全国との比較では製造業のウェイトが大きいことを示すものとなっている。
地域分析において、産業構造がどの分野に偏っているかを表すもので、全国との比較を行う場合によく使われる。ここでは、富山県の各産業の構成比を、全国の構成比で除したものである。
係数が大きいほど、その産業に特化しているといえる。