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生産額を産業別に平成2年と比較すると、1次、2次産業では減少もしくは停滞し、3次産業での伸びが大きいものの、構成比では製造業が41.4%を占め県内産業の主力であることに変わりはない。 |
平成2年からの生産額の伸びをみると、鉱業(-26.9%)、農林水産業(-11.0%)、製造業(-2.9%)など1次、2次産業では減少もしくは停滞し、通信・放送(54.7%)、サービス( 31.9%)では伸びが大きい。
製造業の構成比は近年低下傾向にあるものの、平成7年で41.4%と全国(33.6%)に比べ7.8ポイント上回り、県内産業の主力であることに変わりはない。
一方、サービス業は、近年構成比を増大させ、平成7年では16.9%(平成2年13.3%)となったが、全国の20.4%(平成2年18.4%)に比べると構成比は低い。
産業連関表で言う産業は、財貨・サービスの個々の生産活動を意味しており、同一事業所で2つ以上の品目を生産している場合、それぞれ区分して該当する産業部門に分類する。したがって、企業あるいは事業所をベースとして分類されている通常の産業とはその概念を異にする。