統計情報ライブラリー/経済富山県産業連関表
富山県内の生産額は8兆4264億円で5年間で1.23倍
 平成2暦年の富山県内での生産額は8兆4264億38百万円で昭和60暦年からの5年間で1.23倍に増加した。これは、同暦年の国の生産額の0.97%にあたる。

 平成2暦年の富山県内の県内生産額と移輸入を合わせた総供給は、11兆3,000億13百万円で、そのうち県内生産額は8兆4,264億38百万円(74.6%)、移輸入は2兆8,735億75百万円(25.4%)であった。移輸入率は、昭和55年の43.8%から平成2年には36.5%と縮小傾向にあり、県内産品の使用が進行しつつある。
 生産額の全国に占める富山県の割合は、経済活動の東京一極集中の影響により次第に縮小しており、平成2暦年では0.97%となった。富山県の全国における経済的な容量は縮小しているといえる。

図1

表1 総供給の内訳 (単位:100万円)
  総供給 県内生産額 移輸入 移輸入率
50年 4,503,099 3,650,010 853,089 24.09%
55年 8,356,949 5,841,181 2,515,768 43.79%
60年 9,452,226 6,837,729 2,614,497 39.58%
2年 11,300,013 8,426,438 2,873,575 36.51%

図

表 生産額の推移 (単位:富山県=100万円、全国=億円)
  生産額 年平均伸び率
50年 55年 60年 2年 50-55 55-60 60-2
富山県 3,650,010 5,841,181 6,837,729 8,426,438 9.86% 3.20% 4.27%
全国 3,322,305 5,550,383 6,785,382 8,722,122 10.81% 4.10% 5.15%
富山県の割合 1.10% 1.05% 1.01% 0.97%