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− 平成12年9月分 − <主な動き>
・きまって支給する給与は、対前年同月比2ヶ月ぶりの増加賃金の動き
・所定外労働時間は、対前年同月比2ヶ月ぶりの増加
・常用労働者数は、対前年同月比5ヶ月連続の減少
― きまって支給する給与は、前年同月比1.3%増 ―
9月の現金給与総額は、規模5人以上で271,055円、前年同月比1.5%増(規模30人以上で280,785円、1.6%減)であった。そのうち、きまって支給する給与は268,503円、1.3%増(規模30人以上で278,597円、1.4%減)、特別に支払われた給与は 2,552円、27.0%増(規模30人以上で2,188円、17.8%減)であった。 また、実質賃金は、前年同月比2.4%増(規模30人以上では0.6%減)であった。
賃金(きまって支給する給与 規模5人以上)指数の推移
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産業別現金給与額
― 所定外労働時間は、前年同月比2.3%増 ―9月の総実労働時間数は規模5人以上で157.2時間、前年同月比0.3%減(規模30人以上で158.6時間、前年同水準)であった。そのうち、所定内労働時間数は148.0時間、0.4%減(規模30人以上で148.1時間、0.6%減)、所定外労働時間数は9.2時間、2.3%増(規模30人以上で10.5時間、10.6%増)であった。
所定外労働時間を従業者数の多い3産業についてみると、製造業は13.5時間、29.8%増、卸売・小売業、飲食店は5.5時間、22.6%減、サービス業は5.0時間、9.1%減であった。
所定外労働時間指数の推移(規模5人以上)
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産業別労働時間数
― 常用労働者数は、前年同月比2.7%減 ―
9月の常用労働者数は、規模5人以上で425,787人(規模30人以上で253,694人)であった。
また、平成7年平均を100とした常用雇用指数は94.0、前年同月比2.7%減となった。5ヶ月連続で減少し、依然として低い状態が続いている。なお、常用労働者数中のパートタイム労働者の比率は17.1%(規模30人以上で14.4%)で、対前年同月差は2.0ポイント増(規模30人以上では1.6ポイント増)となった。
労働異動率をみると、入職率は1.30%、離職率は1.77%(規模30人以上で入職率0.93%、離職率1.33%)であった。
常用雇用指数の推移(平成7年平均 = 100)
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産業別常用労働者数