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− 平成12年5月分 − <主な動き>
・ きまって支給する給与は、対前年同月比5ヶ月連続の増加賃金の動き
・ 所定外労働時間は、対前年同月比8ヶ月連続の増加
・ 常用労働者数は、対前年同月比2ヶ月ぶりの減少賃金の動き
労働時間の動き
雇用の動き
統計表(EXCEL97)
きまって支給する給与額・所定外労働時間数・常用雇用労働者数
対前年同月増減率の推移(規模5人以上/調査産業計)
― きまって支給する給与は、前年同月比3.4%増 ―
5月の現金給与総額は、規模5人以上で283,506円、前年同月比4.9%増(規模30人以上で294,573円、2.3%増)であった。そのうち、きまって支給する給与は268,506円、 3.4%増(規模30人以上で276,163円、0.8%増)、特別に支払われた給与は 15,000円、39.3%増(規模30人以上で18,410円、33.5%増)であった。
また、実質賃金は、前年同月比5.4%増(規模30人以上では2.9%増)であった。
賃金(きまって支給する給与 規模5人以上)指数の推移
産業別現金給与額
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― 所定外労働時間は、前年同月比11.6%増 ―
5月の総実労働時間数は規模5人以上で147.4時間、前年同月比同水準(規模30人以上で147.9時
間、1.2%増)であった。そのうち、所定内労働時間数は138.7時間、0.7%減(規模30人以上で138.6時
間、0.1%減)、所定外労働時間数は8.7時間、11.6%増(規模30人以上で9.3時間、25.7%増)であった。
所定外労働時間を従業者数の多い3産業についてみると、製造業は10.7時間、46.6%増、卸売・小売
業、飲食店は6.6時間、1.6%増、サービス業は5.0時間、26.5%減であった。
所定外労働時間指数の推移(規模5人以上)
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産業別労働時間数
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― 常用労働者数は、前年同月比0.9%減 ―5月の常用労働者数は、規模5人以上で432,325人(規模30人以上で255,303人)であった。
また、平成7年平均を100とした常用雇用指数は95.4、前年同月比0.9%減となった。3ヶ月ぶりに前年同月水準を上回った前月と比べ、0.6%の減となり、依然として低い状態が続いている。なお、常用労働者数中のパートタイム労働者の比率は15.9%(規模30人以上で14.1%)で、対前年同月差は0.8ポイント増(規模30人以上では1.1ポイント増)となった。
労働異動率をみると、入職率は1.32%、離職率は1.86%(規模30人以上で入職率1.06%、離職率1.11%)であった。
常用雇用指数の推移(平成7年平均 = 100)
産業別常用労働者数
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