統計情報ライブラリー/労働毎月勤労統計調査

毎月勤労統計調査 地方調査月報

− 令和7年7月分−

<主な動き>

・ きまって支給する給与は272,281円で前年同月比1.9%増加
・ 所定外労働時間は9.7時間で前年同月比5.5%増加
・ 常用労働者数は443,145人で前年同月比1.3%増加


    ○賃金、労働時間、雇用の動き(令和2年基準) (Microsoft Excelファイル) 
     (CSVファイル)
       産業別現金給与額と賃金指数
       産業別労働時間数と労働時間指数
       産業別常用労働者数と常用雇用指数

統計表 (令和2年基準) (Microsoft Excelファイル)  


賃金の動き

― きまって支給する給与は、前年同月比1.9%増加 ―

 7月の現金給与総額は、規模5人以上で432,802円、前年同月比0.7%増(規模30人以上で494,387円、前年同月比0.7%増)であった。
 そのうち、きまって支給する給与は272,281円、前年同月比1.9%増(規模30人以上で299,053円、前年同月比2.3%増)、特別に支払われた給与は160,521円(規模30人以上で195,334円)であった。
 また、実質賃金指数※(現金給与総額)は128.8、前年同月比2.4%減(規模30人以上で131.3、前年同月比2.5%減)となった。

 ※実質賃金指数=(名目賃金指数÷富山市消費者物価指数(持家の帰属家賃を除く総合))×100 詳細は統計表(令和2年基準)(Microsoft Excelファイル)時系列表参照。

 

労働時間の動き

― 所定外労働時間は、前年同月比5.5%増加 ―

 7月の総実労働時間数は規模5人以上で147.0時間、前年同月比0.4%減(規模30人以上で154.1時間、前年同月比0.3%減)であった。
 そのうち、所定内労働時間数は137.3時間、前年同月比0.8%減 (規模30人以上で142.4時間、前年同月比0.8%減)、所定外労働時間数は9.7時間、前年同月比5.5%増(規模30人以上で11.7時間、前年同月比5.4%増)であった。
 所定外労働時間を従業者数の多い3産業についてみると、「製造業」は11.8時間(前年同月比2.5%増)、「卸売業,小売業」は6.2時間(前年同月比20.5%減)、「医療,福祉」は3.3時間(前年同月比23.3%減)であった

 

雇用の動き

― 常用労働者数は、前年同月比1.3%増加 ―

― パートタイム比率は、前年同月差0.8ポイント増加 ―

 7月の常用労働者数は、規模5人以上で443,145人、前年同月比1.3%増(規模30人以上で273,006人、前年同月比1.7%増)であった。
 また、常用労働者数中のパートタイム労働者の比率は26.3%で、前年同月差0.8ポイント増(規模30人以上で20.6%、前年同月差0.7ポイント増)となった。
 労働異動率※をみると、入職率は1.34%、離職率は1.30%(規模30人以上で入職率1.36%、離職率1.40%)であった。

 ※労働異動率(入職率・離職率)には、採用、退職のほか、転勤(同一企業内での事業所間の異動)等による増減を含んでいる。