毎月勤労統計調査

毎月勤労統計調査地方調査月報

－令和7年6月分－

＜主な動き＞

・きまって支給する給与は271,551円で前年同月比1.6％増加
・所定外労働時間は9.3時間で前年同月比3.3％増加
・常用労働者数は42,436人で前年同月比1.6％増加

　　　 ○賃金、労働時間、雇用の動き（令和２年基準） (Microsoft Excelファイル)　
　　　　　（CSVファイル）
　　　　　　　産業別現金給与額と賃金指数
　　　　　　　産業別労働時間数と労働時間指数
　　　　　　　産業別常用労働者数と常用雇用指数

○統計表 (令和２年基準） (Microsoft Excelファイル)　　

賃金の動き

― きまって支給する給与は、前年同月比1.6％増加 ―

　6月の現金給与総額は、規模5人以上で435,936円、前年同月比3.0％増（規模30人以上で503,126円、前年同月比5.4％増）であった。　そのうち、きまって支給する給与は271,551円、前年同月比1.6％増（規模30人以上で297,593円、前年同月比2.6％増）、特別に支払われた給与は164,385円（規模30人以上で205,533円）であった。　また、実質賃金指数※（現金給与総額）は130.0、前年同月比0.6％減（規模30人以上で133.8、前年同月比1.7％増）となった。
　※実質賃金指数＝（名目賃金指数÷富山市消費者物価指数（持家の帰属家賃を除く総合））×100　詳細は統計表（令和２年基準）(Microsoft Excelファイル)時系列表参照。

労働時間の動き

― 所定外労働時間は、前年同月比3.3％増加 ―

　6月の総実労働時間数は規模5人以上で147.4時間、前年同月比0.3％増（規模30人以上で151.9時間、前年同月比0.7％減）であった。　そのうち、所定内労働時間数は138.1時間、前年同月比0.1％増 (規模30人以上で140.5時間、前年同月比1.1％減）、所定外労働時間数は9.3時間、前年同月比3.3％増（規模30人以上で11.4時間、前年同月比4.6％増）であった。　所定外労働時間を従業者数の多い３産業についてみると、「製造業」は11.6時間（前年同月比1.8％増）、「卸売業，小売業」は7.5時間（前年同月と同水準）、「医療，福祉」は3.1時間（前年同月比27.9％減）であった。

雇用の動き

― 常用労働者数は、前年同月比1.6％増加 ―

― パートタイム比率は、前年同月差0.3ポイント減少 ―

　6月の常用労働者数は、規模5人以上で442,436人、前年同月比1.6％増（規模30人以上で273,118人、前年同月比1.9％増）であった。　また、常用労働者数中のパートタイム労働者の比率は25.8％で、前年同月差0.3ポイント減（規模30人以上で20.7％、前年同月差0.4ポイント増）となった。　労働異動率※をみると、入職率は1.30％、離職率は1.54％（規模30人以上で入職率1.30％、離職率1.45％）であった。
　※労働異動率（入職率・離職率）には、採用、退職のほか、転勤（同一企業内での事業所間の異動）等による増減を含んでいる。