毎月勤労統計調査

毎月勤労統計調査地方調査月報

－令和7年1月分－

＜主な動き＞

・きまって支給する給与は262,617円で前年同月比2.1％増加
・所定外労働時間は8.8時間で前年同月比3.3％減少
・常用労働者数は437,710人で前年同月比1.2％増加

　　　 ○賃金、労働時間、雇用の動き（令和２年基準） (Microsoft Excelファイル)　
　　　　　（CSVファイル）
　　　　　　　産業別現金給与額と賃金指数
　　　　　　　産業別労働時間数と労働時間指数
　　　　　　　産業別常用労働者数と常用雇用指数

○統計表 (令和２年基準） (Microsoft Excelファイル)　　

賃金の動き

― きまって支給する給与は、前年同月比2.1％増加 ―

　1月の現金給与総額は、規模5人以上で268,488円、前年同月比1.2％増（規模30人以上で290,437円、前年同月比0.9％増）であった。
　そのうち、きまって支給する給与は262,617円、前年同月比2.1％増（規模30人以上で286,024円、前年同月比1.7％増）、特別に支払われた給与は5,871円（規模30人以上で4,413円）であった。
　また、実質賃金指数※（現金給与総額）は80.4、前年同月比3.0％減（規模30人以上で77.6、前年同月比3.2％減）となった。
　※実質賃金指数＝（名目賃金指数÷富山市消費者物価指数（持家の帰属家賃を除く総合））×100　詳細は統計表（令和２年基準）(Microsoft Excelファイル)時系列表参照。

労働時間の動き

― 所定外労働時間は、前年同月比3.3％減少 ―

　1月の総実労働時間数は規模5人以上で132.0時間、前年同月比0.1％減（規模30人以上で137.6時間、前年同月比1.8％減）であった。
　そのうち、所定内労働時間数は123.2時間、前年同月比0.1％増 (規模30人以上で126.9時間、前年同月比1.7％減）、所定外労働時間数は8.8時間、前年同月比3.3％減（規模30人以上で10.7時間、前年同月比2.8％減）であった。
　所定外労働時間を従業者数の多い３産業についてみると、「製造業」は11.4時間（前年同月比2.5％減）、「卸売業，小売業」は8.5時間（前年同月比11.9％増）、「医療，福祉」は3.5時間（前年同月比23.9％減）であった。

雇用の動き

― 常用労働者数は、前年同月比1.2％増加 ―

― パートタイム比率は、前年同月差1.1ポイント減少 ―

　1月の常用労働者数は、規模5人以上で437,710人、前年同月比1.2％増（規模30人以上で268,458人、前年同月比1.5％増）であった。
　また、常用労働者数中のパートタイム労働者の比率は25.9％で、前年同月差1.1ポイント減（規模30人以上で21.4％、前年同月差0.3ポイント増）となった。
　労働異動率※をみると、入職率は0.99％、離職率は1.16％（規模30人以上で入職率0.97％、離職率1.17％）であった。
　※労働異動率（入職率・離職率）には採用、退職のほか、転勤（同一企業内での事業所間の異動）等による増減を含んでいる。