統計情報ライブラリー/労働毎月勤労統計調査

毎月勤労統計調査 地方調査月報

− 令和6年2月分−

 ※賃金、労働時間及びパートタイム労働者比率の令和6年(1月分確定値以降)の前年同月比等については、令和5年1月時点にベンチマーク更新を適用した場合の値(以下「参考値」)を作成し、この参考値と令和6年の値を比較することにより算出しているため、指数から算出した場合と一致しません。
<主な動き>

・ きまって支給する給与は261,306円で前年同月比3.8%増加
・ 所定外労働時間は9.4時間で前年同月比9.2%増加
・ 常用労働者数は431,502人で前年同月比1.2%増加


    ○賃金、労働時間、雇用の動き(令和2年基準) (Microsoft Excelファイル) 
     (CSVファイル)
       産業別現金給与額と賃金指数
       産業別労働時間数と労働時間指数
       産業別常用労働者数と常用雇用指数

統計表 (令和2年基準) (Microsoft Excelファイル)  


賃金の動き

― きまって支給する給与は、前年同月比3.8%増加 ―

 2月の現金給与総額は、規模5人以上で263,758円、前年同月比3.6%増(規模30人以上で288,284円、前年同月比3.7%増)であった。
 そのうち、きまって支給する給与は261,306円、前年同月比3.8%増(規模30人以上で285,512円、前年同月比4.0%増)、特別に支払われた給与は2,452円(規模30人以上で2,772円)であった。
 また、実質賃金指数※(現金給与総額)は82.5、前年同月比0.7%減(規模30人以上で80.5、前年同月比0.5%減)となった。

 ※実質賃金指数=(名目賃金指数÷富山市消費者物価指数(持家の帰属家賃を除く総合))×100 詳細は統計表(令和2年基準)(Microsoft Excelファイル)時系列表参照。

 

労働時間の動き

― 所定外労働時間は、前年同月比9.2%増加 ―

 2月の総実労働時間数は規模5人以上で141.6時間、前年同月比1.8%増(規模30人以上で147.7時間、前年同月比2.8%増)であった。
 そのうち、所定内労働時間数は132.2時間、前年同月比1.4%増 (規模30人以上で136.3時間、前年同月比2.3%増)、所定外労働時間数は9.4時間、前年同月比9.2%増(規模30人以上で11.4時間、前年同月比9.6%増)であった。
 所定外労働時間を従業者数の多い3産業についてみると、「製造業」は12.5時間(前年同月比8.7%増)、「卸売業,小売業」は6.5時間(前年同月比1.5%減)、「医療,福祉」は5.0時間(前年同月比9.1%減)であった。

 

雇用の動き

― 常用労働者数は、前年同月比1.2%増加 ―

― パートタイム比率は、前年同月差0.6ポイント増加 ―

 2月の常用労働者数は、規模5人以上で431,502人、前年同月比1.2%増(規模30人以上で264,281人、前年同月比1.0%増)であった。
 また、常用労働者数中のパートタイム労働者の比率は27.3%で、前年同月差0.6ポイント増(規模30人以上で21.1%、前年同月と同水準)となった。
 労働異動率※をみると、入職率は1.11%、離職率は1.38%(規模30人以上で入職率1.07%、離職率1.12%)であった。

 ※労働異動率(入職率・離職率)には採用、退職のほか、転勤(同一企業内での事業所間の異動)等による増減を含んでいる。