統計情報ライブラリー/労働毎月勤労統計調査

毎月勤労統計調査 地方調査月報

− 令和3年2月分−

<主な動き>

  ・令和3年2月のきまって支給する給与は244,057円で前年同月比0.7%減少となりました。
 ・所定外労働時間は7.8時間で前年同月比15.2%減少となりました。
 ・常用労働者数は420,240人で前年同月比0.4%増加となりました。

    賃金、労働時間、雇用の動き

(産業別現金給与額と賃金指数、産業別労働時間数と労働時間指数、産業別常用労働者数と常用雇用指数)

統計表 (平成27年基準)

 

賃金の動き

きまって支給する給与は、前年同月比0.7%減少―

 2月の現金給与総額は、規模5人以上で246,240円、前年同月比0.7%減(規模30人以上で272,489円、前年同月比0.5%減)であった。
 そのうち、きまって支給する給与は244,057円、前年同月比0.7%減(規模30人以上で269,509円、前年同月比0.6%減)、特別に支払われた給与は2,183円(規模30人以上で2,980円)であった。
 また、実質賃金指数※(現金給与総額)は79.4、前年同月比0.3%減(規模30人以上で80.3、前年同月と同水準)となった。

 

労働時間の動き

―所定外労働時間は、前年同月比15.2%減少―

 2月の総実労働時間数は規模5 人以上で134.9 時間、前年同月比5.6%減(規模30 人以上で141.3 時間、前年同月比5.2%減)であった。
 そのうち、所定内労働時間数は127.1 時間、前年同月比5.0%減 (規模30 人以上で131.7 時間、前年同月比4.9%減)、所定外労働時間数は7.8 時間、前年同月比15.2%減(規模30 人以上で9.6 時間、前年同月比9.4%減)であった。
 所定外労働時間を従業者数の多い3産業についてみると、「製造業」は11.6 時間(前年同月比6.5%減)、「卸売業,小売業」は5.3 時間(前年同月比14.5%減)、「医療,福祉」は4.5 時間(前年同月比2.2%減)であった。

 

雇用の動き

常用労働者数は、前年同月比0.4%増加―
パートタイム比率は、前年同月より0.4ポイント増加― 
 2月の常用労働者数は、規模5 人以上で420,240 人、前年同月比0.4%増(規模30 人以上で248,024 人、前年同月比0.6%増)であった。
 また、常用労働者数中のパートタイム労働者の比率は27.4%で、前年同月より0.4 ポイント増加(規模30 人以上で21.3%、前年同月より0.7 ポイント増)となった。
 労働異動率※をみると、入職率は1.10%、離職率は1.49%(規模30 人以上で入職率0.87%、離職率0.95%)であった。