統計情報ライブラリー/労働毎月勤労統計調査

毎月勤労統計調査 地方調査月報

− 令和31月分(確定値)−

  令和3年1月に30人以上規模の調査対象事業所の部分入替えを行いました。1月は入替え前後の両方の事業所を調査しており、本1月分月報は、入替え後の集計結果(以下「確定値」)となります。

(※)令和3年1月分結果の利用について
 令和3年1月分結果は確定値をご利用ください。暫定値は、確定値との段差分析等に用いる参考値として公表しています。

<主な動き>

  ・令和3年1月のきまって支給する給与は241,460円で前年同月比1.0%減少となりました。
 ・所定外労働時間は7.7時間で前年同月比13.5%減少となりました。
 ・常用労働者数は421,898人で前年同月比0.6%増加となりました。

    賃金、労働時間、雇用の動き

(産業別現金給与額と賃金指数、産業別労働時間数と労働時間指数、産業別常用労働者数と常用雇用指数)

 

統計表 (平成27年基準)


賃金の動き

きまって支給する給与は、前年同月比 1.0%減少―

 

1月の現金給与総額は、規模5人以上で248,695円、前年同月比0.7%減(規模30人以上で271,389円、前年同月比0.8%減)であった。

そのうち、きまって支給する給与は241,460円、前年同月比1.0%減(規模30人以上で265,858円、前年同月比1.6%減)、特別に支払われた給与は7,235円(規模30人以上で5,531円)であった。

また、実質賃金指数※(現金給与総額)は80.3、前年同月比0.1%増(規模30人以上で80.1、前年同月と同水準)となった。

 ※ 実質賃金指数=(名目賃金指数÷富山市消費者物価指数(持家の帰属家賃を除く総合))×100 


労働時間の動き

―所定外労働時間は、前年同月比13.5%減少―

 

1月の総実労働時間数は規模5人以上で127.3時間、前年同月比4.0%減(規模30人以上で135.1時間、前年同月比3.7%減)であった。

そのうち、所定内労働時間数は119.6時間、前年同月比3.3%減 (規模30人以上で125.6時間、前年同月比3.2%減)、所定外労働時間数は7.7時間、前年同月比13.5%減(規模30人以上で9.5時間、前年同月比8.7%減)であった。

所定外労働時間を従業者数の多い3産業についてみると、「製造業」は10.3時間(前年同月比9.7%減)、「卸売業,小売業」は5.3時間(前年同月比14.5%減)、「医療,福祉」は5.3時間(前年同月比 1.9%増)であった。 

 

雇用の動き

― 常用労働者数は、前年同月比0.6%増加―
― パートタイム比率は、前年同月より0.4ポイント増加―

 

 1月の常用労働者数は、規模5人以上で421,898人、前年同月比0.6%増(規模30人以上で248,222人、前年同月比0.1%増)であった。

 また、常用労働者数中のパートタイム労働者の比率は27.3%で、前年同月より0.4ポイント増(規模30人以上で21.3%、前年同月より0.4ポイント増)となった。

 労働異動率※をみると、入職率は0.96%、離職率は1.44%(規模30人以上で入職率0.71%、離職率1.28%)であった。

※ 労働異動率(入職率・離職率)には、採用、退職のほか、転勤等による増減を含んでいる。