国勢調査Q&A




Q1.国勢調査ってなに?


A1.
  • 国勢調査は、国内の人口及び世帯の実態を把握し、各種行政施策の基礎資料を得るために行われる、国の最も基本的な統計調査です。
    国勢調査は、大正9年から5年ごとに行われており、今回の調査は18回目に当たります。

    Q2.対象となるのは?
  • A2.
  • 国勢調査では、10月1日現在、 我が国に住んでいるすべての人を対象に、世帯ごとに調査します。
    このため、日本に住んでいる外国人も、国籍に関係なく、調査の対象となります。

    Q3.調査の方法は?
  • A3.
  • 9月下旬から、国勢調査員が各世帯を訪問して調査票を配布し、各世帯で記入していただいた調査票は、10月上旬に国勢調査員が直接回収にうかがいます。
    国勢調査員は、総務大臣から任命された非常勤の国家公務員で、「国勢調査員証」を携帯しています。
    国勢調査と称して世帯の家族構成や会社の従業員の氏名などを電話で照会する 「かたり調査」にご注意ください。

    Q4.調査の内容は?
  • A4.
  • 世帯員の人数、住居の種類など世帯に関すること5項目と、出生の年月、就業状況など世帯員に関すること12項目の合わせて17項目です。

    Q5.個人のプライバシーは守られるの?
  • A5.
  • 調査票に記入された内容を他にもらしたりすることは、「統計法」によって固く禁じられており、個人のプライバシーは厳重に守られます。
    また、調査票は外部の目にふれないよう厳重に保管され、集計後はすべて溶かして再生紙として再利用されます。

    Q6.調査結果はどう使われるの?
  • A6.
  • 国勢調査から得られる各種統計は、国や地方公共団体における各種の行政施策を立案するための基礎資料として用いられることはもとより、国民の共有財産として研究・教育活動、経済活動など幅広い分野で利用されます。
    たとえば、衆議院の議員定数の決定基準や地方交付税の算定基準など、各種の法令でその利用が定められているほか、各種総合計画など、国・地方公共団体における行政施策の資料として利用されます。
    また、人口分析や将来予測等の資料として、大学、研究機関などでも広く利用されます。

    Q7.調査結果はいつわかるの?
  • A7.
  • 人口・世帯数の速報結果を、平成17年12月に公表する予定です。
    そのほか、年齢別人口、世帯の状況など詳しい統計データを、平成18年6月頃から順次公表していきます。

    詳しくは、総務省統計局 国勢調査総合情報サイト「センサスパーク」をご覧ください。