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製造品出荷額等は、2兆8,682億円で前年に比べ1兆724億円(前年比▲27.2%)と大幅に減少した。
(1)業種別
業種(産業中分類)別に前年比(寄与度順)でみると、減少したのは、石油・石炭(前年比▲97.2%)、非鉄金属(同▲38.8%)、電子部品(同▲35.2%)など24業種中20業種、増加したのは、繊維(同34.3%)、飲料・飼料(同60.9%)、業務用機械(同4.3%)など4業種となった(表9、図9)。
業種別構成比をみると、化学4,273億円(構成比14.9%)、金属製品3,551億円(同12.4%)、非鉄金属2,762億円(同9.6%)、電子部品2,708億円(同9.4%)、生産用機械1,988億円(同6.9%)と、この上位5業種で53.3%を占めている(表9、図9)。
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(2)従業者規模別
従業者規模別構成比をみると、従業者数4〜29人が3,432億円(構成比12.0%)、従業者数30〜299人が1兆5,291億円(同53.3%)、従業者数300人以上が9,959億円(同34.7%)となっている。従業者数100〜299人(▲4,135億円減)の減少が大きかった(表10、図10)。
(3)1事業所当たり製造品出荷額等
1事業所当たり製造品出荷額等は、9億4,349万円(前年比▲20.0%)となった。業種別にみると、化学が37億4,851万円と最も高く、電子部品が31億1,263万円、非鉄金属が29億3,876万円となっている(表11、図11)。
従業者規模別にみると、従業者数4〜29人が1億4,857万円、従業者数30〜299人が22億6,538万円、従業者数300人以上が181億706万円となっている(表12)。
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(4) 従業者1人当たり製造品出荷額等
従業者1人当たり製造品出荷額等は、2,468万円(前年比▲21.1%)となった。業種別にみると、飲料・飼料が6,598万円と最も高く、石油・石炭が5,271万円、非鉄金属が4,644万円となっている(表11、図12)。
従業者規模別にみると、従業者数4〜29人で1,303万円、従業者数30〜299人で2,712万円、従業者数300人以上で2,973万円となっている(表12)。