統計情報ライブラリー/産業工業統計調査

3.従業者数   前年に比べ 2,768人の減少―

                     

 

 

従業者数は、125,985人 で前年に比べ2,768人、前年比▲2.1% と減少した。

(1)業種別

 業種別(産業中分類別)に前年比(寄 与度順)でみると、減少したのは、電子部品(前年比▲10.4%減)、はん用機械(同▲9.5%減)、非鉄金属(同▲7.5%減)など12業種であった。一方、増加したのは、鉄鋼(前年比13.9% 増)、生産用機械(同3.9%増)、化学(同2.0% 増)など12業種であった(表5、 図5)

  業種別構成をみると、金属製品が19,970人(構成比15.9%) と最も多く、化学が11,648人(同9.2%)、 生産用機械が11,323人(同9.0%)、 電子部品が10,934人(同8.7%)、 プラスチックが10,145人(同8.1%) と、この上位5業種で50.8%を占めている(表5)
産業中分類別従業者数


(2)従業者規模別

 従業者規模別構成をみると、従業者数 4〜29人が28,542人(構成比22.7%・前年構成比22.6%)、従業者数30299人が59,849人(同47.5%・同47.6%)、従業者数300人以上が37,594(29.8%・同29.8)であった(表6、図6)

(3)1事業所当たり従業者数

 1事業所当たり従業者数は、37.7人(前年比▲3.3%減)となった。業種別に みると、電子部品が104.1人と最も多く、化学が102.2人、 ゴム製品が85.4人となっている(表 5)


 

 

(4) 性別の従業者数

 

性別にみると、男性82,657人(構成比65.6%)、女性43,328人(同34.4%)となった。業種別男女 構成比では、男性の構成比が高いのは、鉄鋼(同88.0%)、石油・石炭(同85.2%)、非鉄金属(84.7%)に対し、女性が 高いのは、なめし皮(同75.2%)、繊維(同67.1%)、 食料品(同65.4%)となった(表7、図7

従業者規模別の男性構成比は、従業者数4〜29人が55.9%、従業者数30299人が63.5%、従業者数300人以上が76.4%と、規模が大きいほど高くなっている(表8)。

 

 

(5) 就業形態別の従業者数

  

就業形態別にみると、正社員・正職員等が102,755人(構成比81.6%)、パート・アル バイト等が14,581人(同11.6%) となった。業種別構成比では、正社員・正職員等の構成比が高いのは、石油・石炭(同92.3%)、 その他(90.4%)で、パート・アルバイト等の構成比が高いのは、なめし革(同39.6%)、食料品(38.4%)となっている(表7、図8)

従業者規模別の正社員・正職員等の構成比は、 従業者数4〜29人が73.1%、従業者数30299人が82.3%、従業者数300人以上が86.7%と、規模が大きいほど高くなっている(表8)。