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製造品出荷額等は、3兆9,601億円で、前年に比べ2,347億円増加し、平成15年以来、5年連続の増加となった。
(1)業種別
業種別(産業中分類別)にみると、増加したのは、非鉄金属(前年差1,164億円増)、化学(同349億円増)、一般機械(同285億円増)など19業種(前年16業種)であった。一方、減少したのは、金属製品(前年差▲82億円減)、電子部品(同▲56億円減)など5業種(前年8業種)であった(表7)。
業種別構成比をみると、一般機械が5,555億円で14.0%(前年14.1%)と最も高く、以下、 化学が5,241億円で13.2%(同13.1%)、非鉄金属が4,981億円で12.6%(同10.2%)、金属製品が4,225億円で10.7%(同11.6%)、電子部品が4,168億円で10.5%(同11.3%)と、この上位5業種で61.0%(同60.4%)を占めている(表7、図6)。
(2)従業者規模別従業者規模別の構成比をみると、30〜299人規模が51.2%(前年50.8%)、300人以上規模が38.0%(同38.8%)、4〜29人規模が10.7%(前年10.4%)となった。(表8)。
(3)1事業所当たり製造品出荷額等
1事業所当たり製造品出荷額等は、11億9,821万円(前年11億2,211万円)で、前年に比べ7,610万円の増加となった。業種別にみると、石油・石炭が110億6,218万円と最も高く、次いで非鉄金属の48億8,341万円、化学の44億419万円、電子部品の37億8,942万円の順となっている(表7)。
(4) 従業者1人当たり製造品出荷額等
従業者1人当たり製造品出荷額等は、3,076万円(前年2,956万円)で、前年に比べ120万円の増加となった。
業種別にみると、石油・石炭が7億3,398万円(前年7億652万円)と最も高く、次いで非鉄金属が7,113万円(同5,459万円)となった(表7)。