![]() |
〈 参 考 〉家計総世帯 | |
家計調査は、従来、農林漁家世帯を除く二人以上の世帯だけが対象であった。平成12年からは農林漁家世帯も対象に含めて調査され、今までの「非農林漁家世帯のみの結果」と同時に、「農林漁家世帯を含む結果」も公表されるようになった。また、世帯の四分一以上の数を占める単身世帯が、個人消費の動向に反映されていないという世論に答えて、農林漁家世帯を含む二人以上の世帯を対象とした家計調査と単身 世帯収支調査の結果を併せて集計し、「家計総世帯集計結果」として公表されている。 |
|
1 目 的 | |
我が国の家計収支の動向を包括的に捉えることを目的とする。 | |
2 基礎となるデータ | |
この集計の基礎となる家計調査及び単身世帯収支調査は、次のとおり拡充した。 家計調査及び単身世帯収支調査の調査対象を、農林漁家世帯まで拡大した。 単身世帯収支調査の調査世帯に、30人以上の寮・寄宿舎に住む単身者を追加した。(富山県該当なし) |
|
3 算出方法 | |
二人以上世帯数及び単身世帯数を別途推定し、これをウエイトとして家計調査結果及び単身世帯収支調査結果を加重平均した。 |
平成13年の全世帯の1か月平均消費支出は、321,598円となり、二人以上の世帯の1か月平均消費支出
(389,931円)の0.82倍となった。
(図1)
図1 費目別消費支出の内訳(全世帯)
2 勤労者世帯の家計
平成13年の勤労者世帯の実収入は670,862円となり、二人以上の世帯の実収入
(740,857円)の0.91倍となった。
(図2)
消費支出は、370,779円となり、二人以上の世帯の消費支出(423,628円)の0.88倍と なった。
1世帯当たり1か月の消費支出(富山市全世帯)
1世帯当たり1か月の収入と消費支出(富山市勤労者世帯)