統計情報ライブラリー/人口・自然人口移動調査
人口動態/社会動態
3. 県外移動 −若年層(15〜24歳)で転出超過
 平成15年10月1日〜平成16年9月30日の県外からの転入者数は前年同期比520人増の21,589人、県外への転出者数は前年同期比410人減の21,349人であった。県外転入者と転出者を合わせた合計は42,938人で、これは移動者総数の71.4%にあたる。これを男女別にみると、男性で23,341人(構成比54.4%)、女子で19,597人(同45.6%)となっている。

<年齢5歳階級別>

 年齢5歳階級別にみると、平成16年は15〜24歳で引き続き転出超過となっている。「25〜29歳」では平成14、15年と転出超過であったが、平成16年は転入超過に転じている。「30〜34歳」でも2年連続で転入超過となっている。県外移動者数は、平成に入ってから「15〜19歳」で減少傾向が続いている一方、「25〜29歳」および「30〜34歳」では増加傾向がみられる。(表16、図15)
図15 年齢階級別県外転出入者数の推移
15〜19歳 20〜24歳
25〜29歳 30〜34歳
<都道府県別>

 転入元を都道府県別にみると、転入者数が最も多いのは石川県で、次いで東京都、愛知県、大阪府、神奈川県の順となった。(昨年は5位が新潟県)

 一方、転出先では、転出者数が最も多いのは東京都で、次いで石川県、愛知県、神奈川県、大阪府の順となった。(昨年は1位が石川県、2位が東京都) (図16)
図16 転入元、転出先の都道府県(国外を除く)

富山県への転入、構成比 富山県からの転出、構成比
総数 16,500人 (人) (%) 総数  17,475人 (人) (%)
1 石 川 県 2,702 16.4 1 東 京 都 2,452 14.0
2 東 京 都 1,845 11.2 2 石 川 県 2,409 13.8
3 愛 知 県 1,331 8.1 3 愛 知 県 1,499 8.6
4 大 阪 府 1,021 6.2 4 神奈川県 1,183 6.8
5 神奈川県 893 5.4 5 大 阪 府 1,116 6.4
(注) 総数には転出先/転入元が国外・その他を含まない。平成15年10月1日〜平成16年9月30日。