生産指数
在庫指数
在庫循環図
主要業種別指数の推移
指数表・配布冊子
総合指数 平成22年(2010年)=100、季節調整済
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平成30年W期 |
前期(末)比 |
前年同期(末)比
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生 産
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110.9
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▲0.2%
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3.6% |
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在 庫
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139.1
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0.9% |
10.3%
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※在庫の四半期の数値は期末値である。
1 生産指数(季節調整済指数)は110.9と前期に比べ▲0.2%となり、2期連続で低下した(図表)。
これは13業種中、化学工業、繊維工業、窯業・土石製品工業など5業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は、はん用・生産用・業務用機械工業、食料品工業、輸送機械工業など8業種である。
業種別にみると、化学工業は医薬品などの減少により同▲7.2%で212.0となり、繊維工業は化繊・紡績などの減少により同▲23.4%で73.7となった。他方、はん用・生産用・業務用機械工業はロボット・産業機械などの増加により同7.2%の上昇で146.4となり、食料品工業は飲料などの増加により同7.1%の上昇で105.0となった。
なお、前年同期比(原指数)は3.6%の上昇となり、3期連続で前年を上回った。
2 在庫指数(季節調整済指数)は139.1と前期末に比べ0.9%の上昇となり、2期連続で上昇した(図表)。
これは13業種中、電気機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業など7業種が上昇したことによる。なお、低下した業種は、化学工業、鉄鋼業など6業種である。
また、前年同期末比(原指数)は10.3%の上昇となり、7期連続で前年を上回った。
※ 主な業種別の動向は、 「四半期業種別の主な動向」 (Word)
富山県の在庫循環図をみると、平成26年T期は「在庫積み増し局面」に位置し、平成26年U期、V期は「在庫積み増し局面」と「在庫積み上がり局面」の境目付近に位置し、平成26年W期〜平成27年V期は「在庫積み上がり局面」へ移動した。平成27年W期は「在庫積み上がり局面」と「在庫調整局面」の境目付近に位置し、平成28年T期は「在庫積み上がり局面」へ移動した。平成28年U期、V期は「在庫減少局面」へ移動し、平成28年W期、平成29年T期は「在庫減少局面」と「在庫積み増し局面」の境目付近に位置し、平成29年U期は「在庫積み増し局面」に移動した。平成29年V期は「在庫積み上がり局面」に移動し、平成29年W期は「在庫積み増し局面」と「在庫積み上がり局面」の境目付近に位置し、平成30年T期〜V期は「在庫積み上がり局面」に移動した。
今回の平成30年W期では、生産が前年同期比3.6%増、在庫が前年同期末比10.3%増となり、引き続き「在庫積み上がり局面」に位置している。
*在庫循環図
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主要業種別指数の推移