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児童数63,038人で、過去最低
不登校は218人で、全児童数に占める比率は0.34%
表1 小学校の推移 (単位:校、級、人、%)
年度 A
学校数B
学級数C
児童数D
教員数1学級
当たり
児童数
C/B教員1人
当たり
児童数
C/D女子教員
の占める
割合対前年度
増減率対前年度
増減率対前年度
増減率対前年度
増減率平成7 254 2,619 71,110 △2.5 3,911 △1.8 27.2 0.2 18.2 △0.1 69.2 8 245 2,548 68,734 △3.3 3,862 △1.3 27.0 △0.2 17.8 △0.4 69.4 9 243 2,494 66,476 △3.3 3,789 △1.9 26.7 △0.3 17.5 △0.3 70.4 10 243 2,459 64,692 △2.7 3,746 △1.1 26.3 △0.4 17.3 △0.2 70.5 11 240 2,409 63,038 △2.6 3,687 △1.6 26.2 △0.1 17.1 △0.2 70.4 国立 1 12 480 0.0 17 0.0 40.0 0.0 28.2 0.0 17.6 公立 239 2,397 62,558 △2.6 3,670 △1.6 26.1 △0.1 17.0 △0.2 70.7
1.学校数
学校数は前年度より3校減少(朝日町:大家庄小、山崎小を統合し、あさひ野小を新設 平村:下梨小、東中江小、東中江小祖山分校を統合し、平小を新設)し、240校(本校234校、分校6校)となり、このうち休校は12校(本校6校、分校6校)であった。2.学級数
設置者別にみると、国立が1校、公立が239校となっている。
市町村別では、富山市49校、高岡市26校、氷見市20校の順に多い。
学級数別学校数をみると、6学級の学校が53校(構成比22.1%)で最も多く、次いで7学級が33校(同13.8%)となっている。
学級規模別学校数では、11学級以下(小規模校)が142校(構成比59.2%)、12〜18学級(標準校)が78校(同32.5%)、19学級以上(大規模校)が20校(同8.3%)となっている。
1校当たりの学級数は10.0学級(前年度10.1学級)で、全国の11.3学級を下回っている。(表1、統計表2、12)
学級数は2,409学級で、前年度より50学級減少した。3.児童数
編成方式別にみると、単式学級が2,215学級(構成比91.9%)、複式学級が40級(同1.7%)、75条の学級が154学級(同6.4%)となっている。(表1、統計表3)
児童数は63,038人(男子32,324人、女子30,714人)で、前年度より1,654人(2.6%)減少した。4.教員数及び職員数
その推移をみると、昭和33年度に159,700人とピークに達したが、その後は年々減少し、昭和48年度には87,558人(ピーク時の54.8%)に落ち込んだ。昭和49年度からは増加し始め、昭和57年度には109,983人となったが、昭和58年度からは再び減少傾向が続いており、本年度は過去最低(ピーク時の39.5%)となっている。
学級編成方式別では、単式学級児童が62,379人、複式学級児童が322人、75条の学級児童が337人となっている。
市町村別では、富山市17,740人、高岡市9,365人、氷見市3,199人の順に多い。対前年度 増減数をみると、富山市492人(2.7%)減少、高岡市188人(2.0%)減少、小矢部市110人(5.2%)減少など30市町村で減少している。前年度より増加したのは、舟橋村24人(18.5%)、大山町21人(3.1%)、滑川市12人(0.6%)の3市町村であった。
1校当たりの児童数は262.7人(前年度266.2人)で、全国の310.1人を大きく下回っている。
1学級当たりの児童数は26.2人(前年度26.3人)で、全国の27.3人を下回っている。(表1、2、統計表4、15)
表2 男女別及び学年別児童数の推移 (単位:人)
年度 計 男子 女子 1学年 2学年 3学年 4学年 5学年 6学年 平成7 71,110 36,237 34,873 11,003 10,974 11,683 11,951 12,573 12,926 8 68,734 34,937 33,797 10,393 11,023 11,010 11,709 12,006 12,593 9 66,476 33,855 32,621 10,174 10,411 11,067 11,043 11,745 12,036 10 64,692 33,132 31,560 10,129 10,158 10,444 11,099 11,083 11,779 11 63,038 32,324 30,714 10,051 10,153 10,187 10,457 11,107 11,083
教員数(本務者)は3,687人(男子1,091人、女子2,596人)で、前年度より59人(1.6%)減少した。教員総数に占める女子教員の割合は0.1ポイント低下し、70.4%となっている。5.理由別長期欠席者数
1教員当たりの児童数は17.1人(前年度17.3人)で、全国の18.2人を下回っている。
1校当たりの教員数は15.4人(前年度15.4人)で、全国の17.0人を下回っている。
職員数は1,050人で、前年度より26人減少した。(表1、3、図1、統計表5、6、20)
表3 男女別教員数 (単位:人)
年度 計 男 女 平成7 3,911 1,204 2,707 8 3,862 1,180 2,682 9 3,789 1,122 2,667 10 3,746 1,106 2,640 11 3,687 1,091 2,596
平成10年度間の30日以上の長期欠席者数は、平成9年度間より25人(5.4%)減少の442人で、理由別では「不登校」が218人(構成比49.3%)で最も多く、次いで「病気」が194人(同43.9%)、「経済的理由」が1人(同0.2%)、「その他」が29人(同6.6%)となっている。全児童数に占める不登校の比率は全国と同率の0.34%で、低い順に全国第27位であった。
「不登校」は、前年度までは「学校ぎらい」として心理的な理由などから登校をきらって長期欠席した者を把握していたが、今年度は何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくてもできない状況にある者と定義を明確にし、名称変更された。
上記のうち、50日以上の長期欠席者数は220人で、前年度間より12人(5.2%)減少し、理由別では「不登校」が164人(構成比74.5%)で、「病気」の41人(同18.6%)を上回っている。(表4、5、図2、3、統計表9)
表4 理由別長期欠席者数 (単位:人)
注)上段は50日以上欠席者(30日の内数)、下段は30日以上欠席者。
年度間 総数 欠席理由 病気 経済的
理由学校
きらい不登校 その他 平成6 270 116 1 125 … 28 505 307 1 158 … 39 7 238 89 3 117 … 29 430 229 3 159 … 39 8 245 62 − 159 … 24 493 226 − 221 … 46 9 232 56 − 146 … 30 467 217 1 199 … 50 10 220 41 1 … 164 14 442 194 1 … 218 29
表5−1 全自児童に占める学校ぎらいの比率 (単位:%)
年度間 富山県 全国 30日以上 50日以上 30日以上 50日以上 平成6 0.22 0.17 0.18 0.14 7 0.22 0.16 0.20 0.15 8 0.32 0.23 0.24 0.19 9 0.30 0.22 0.26 0.21
比率 = 各年度間学校ぎらいの欠席者数 × 100 各年5月1日現在児童数
表5−2 全児童数に占める不登校の比率 (単位:%)
年度間 富山県 全国 30日以上 50日以上 30日以上 50日以上 平成10 0.34 0.25 0.34 0.27
比率 = 平成10年度間不登校の欠席者数 × 100 各年5月1日現在児童数