調査結果からわかること(参考:平成19年就業構造基本調査結果より)
表1 富山県の男女別、年齢階級別有業率(平成19年)

富山県の有業率を男女別、年齢階級別にみると、男女ともおおむね各年齢階級において全国を上回っており、特に女性の有業率は全国と比べると30歳から49歳の各年齢階級で10ポイント以上高くなっており、M字型より台形型に近くなっています。
表2 富山県の年齢階級、雇用形態別雇用者の構成比(平成19年)
雇用者(役員を除く)の雇用形態別割合では、正規就業者は、富山県が70.7%(全国64.4%)と全国で最も高くなりました。上のグラフは、雇用者に占める雇用形態別の割合を年齢階級別に表したものです。男性は25歳から54歳の各年齢階級で「正規の職員・従業員」が80%以上となっています。女性は20歳から59歳の各年齢階級で「正規の職員・従業員」が50%以上となっています。
表3 富山県の有業者の産業大分類別構成比(平成19年度)

富山県の有業者を産業別にみると、男性は「製造業」が29.8%と最も高く、次いで「建設業」が14.5%、「卸売・小売業」が13.7%となっています。また女性は「製造業」が20.8%と最も高く、次いで「卸売・小売業」が19.6%、「医療・福祉」が17.5%となっています。
表4 富山県の男女別、年齢階級別転職希望者の割合(平成19年)
富山県の有業者について、年齢階級別に転職希望者の割合をみると、若年層で高くなっており、男女ともに年齢が高くなるにつれておおむね減少していますが、女性は25歳から44歳で起伏が見られます。15歳から49歳までは女性がおおむね高く、50歳以上では男性が高くなっています。
調査結果の利用
・雇用に関する各種政策の立案
・非正規雇用問題への対応
・職業能力の開発、人材の育成
・育児、介護と就業の両立支援 …など
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