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下水道の普及率
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※令和5年度末時点
日本下水道協会より提供
日本下水道協会より提供
下水道の普及状況
日本の下水道は、2024年(令和6年)3月末で、100人あたりおよそ81人が使えるようになりました。汚水の処理方法には、下水道のほかに合併処理浄化槽などがあげられます。合併処理浄化槽などの処理方法を含めると、100人あたりおよそ93人が汚水を処理できるようになりました。すべての人たちが快適な生活をすることができて、川や海がきれいになるよう、さらに下水道などの整備が進むといいですね。

富山県の下水道普及率
下水道普及率とは、全体の人口のうち、どのくらいの人が下水道を利用できるようになったかを示す割合のことです。富山県の下水道汚水処理率は約98パーセントで、これは富山県では100人のうちおよそ98人が下水道を使えることを表しています。

各市町村の下水道普及率

下水道の歴史

世界の歴史
世界の下水道にも長い歴史があるよ!最古の下水道は約4000年前、古代インドやメソポタミアで作られました。都市で汚物が道路に捨てられたことで病気が広がり、19世紀にはロンドンでコレラが大流行。これをきっかけに下水道が整備され、1914年には水をきれいにする仕組みも開発されました。

日本の歴史
日本で最初の下水道は、弥生時代(約2200年前)に作られました。人々は生活の中で出る汚れた水を集落の外に流すため、溝や排水路を工夫して使っていました。これが日本の下水道の始まりです。その後、戦後(1945年以降)、町をきれいにするために本格的に整備され、今のように広く使われるようになりました。