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更新日:2021年5月17日

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子どもの発達と栄養 -肥満とやせについて-

講師:藤本孝子先生 

プロフィール

  • 藤本先生の写真富山大学人間発達科学部講師
  • 専門分野:食品機能学
  • 学歴:富山大学教育学部卒業、富山大学大学院教育学研究科修士課程修了、
    • 富山医科薬科大学大学院医学系研究科博士課程修了、
    • 富山医科薬科大学(現・富山大学)教務補佐員、研究員、助手を経て
    • 平成21年より富山大学人間発達科学部講師。
  • (※プロフィールは講座開催当時のものです。)

講座の内容

はじめに

近年、私たちの食を取り巻く環境は大きく変化し、多種多様な食品をいつでも、どこでも自由に選択し、食べることができます。このような環境の中では、食品を選択する際に自分の健康管理を見据え、適切に判断できる知識を持っていることが大切になります。

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子どもの体型について

平成17年国民健康・栄養調査(厚生労働省)によると、子どもの体型を昭和63年から平成17年の推移でみた場合、「普通」と判定される者の割合が男子、女子ともに減少しています。一方、「肥満」「太りぎみ」の者の割合並びに「やせぎみ」「やせすぎ」の者の割合はいずれにおいても増加傾向が認められます。これらの結果から、最近の子どもの体格において肥満とやせの両方の増加が進んでいると考えられています。

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肥満について

近年、子どもの肥満が注目されています。肥満にともなう健康障害は生活習慣病です。子どもの肥満は将来の生活習慣病につながる危険が高く、また、若くして生活習慣病に罹患する危険も高くなっており、2007年には6歳~15歳のメタボリックシンドローム診断基準が設定されるに至っています。肥満の原因としては、夜食、朝食の欠食、おやつの量と時間、運動(外遊び)が少ない、睡眠時間が短いなどの生活習慣が挙げられますが、特に幼児期の生活習慣のあり方が将来の肥満に影響すると言われています。また、乳幼児期の肥満は治りやすいが、学童期、思春期になると治りにくく、成人期の肥満へ移行する割合が高くなることから、小学1年生の時点で肥満傾向でないことが予防のポイントの一つと考えられるようです。このことからも、幼児期にきちんとした食習慣を身につけておくことは将来の肥満予防の観点からも大切であるといえます

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やせについて

日本の若い女性は1950年すぎから痩せ続けていると言われています。その背景には若年女性の強いやせ願望があります。思春期における急激なダイエットは月経停止、不妊症、骨粗鬆症、さらには神経性食思不振症といった深刻な健康障害を引き起こす可能性があり、大きな問題となっています。最近では小学生からやせ願望を持つ女子が増え、低年齢化の傾向があります。また、女子だけではなく男子にも痩身傾向児が増えてきていることも注目されています。これらの予防のためには子どものころから適切な生活習慣を身につけることに加え、健康に対する正しい考え方を持つことが重要です。幼児期、学童期、思春期それぞれの年齢に応じて、食生活が身体に及ぼす影響や健康教育を指導に加え、生涯を健康に生きるための知恵を身につけさせたいものです。

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より深く学習したい方のための参考図書

「発育期の食生活と栄養」,新藤由喜子他著,学建書院
「食事で気になる子の指導」,「現代と保育」編集部・編,ひとなる書房
「最新小児栄養―豊かな心と健やかな成長をめざしてー」,飯塚美和子他編,学建書院
「保育所の食事を通して食育を」,亀城和子他著,学建書院

お問い合わせ

所属課室:教育委員会生涯学習・文化財室家庭成人教育班

〒930-8501 富山市新総曲輪1-7 県庁南別館4階

電話番号:076-444-3435

ファックス番号:076-444-4434

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