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更新日:2021年10月6日
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「立山の自然と人間の関わり」について、人文、自然の両分野を学術的・総合的に調査研究し、その成果を紹介している博物館です。昭和47年4月に発足した「立山風土記の丘」をベースに、その後の社会的要請に対応して発展的に博物館として再構築し、平成3年11月1日に開館しました。おかげ様で、本年30周年を迎えることができました。
開館以来の入館者数は、250万人以上を数えます。これもひとえに、多くの皆様のご指導、ご支援によるものと感謝申し上げます。
今後も、「立山の自然と人間の関わり」というテーマを深めつつ、より分かりやすく親しみやすい活動を心がけていきたいと思います。引き続き皆様のご支援、ご協力をいただきたく、お願い申し上げます。
富山市中心部から約30km離れた立山山麓の、富山県中新川郡立山町芦峅寺に立地しています。ここ芦峅寺は、かつて立山信仰の拠点集落でした。現在でも、平安時代の中頃に起源をもつ雄山神社、室町時代に起源をもつ閻魔堂、うば堂基壇、およそ840基にのぼる石仏群などがあり、立山信仰の原風景が窺えます。
また、当館は博物館施設と、かつての立山信仰の中心であった立山中宮寺境内の閻魔堂および周辺の石仏を含めた歴史的遺構などを有機的に結びつけた広域分散型の博物館となっており、その敷地面積は約13ヘクタールに及びます。それを、教界・聖界・遊界と名付けられた3つのゾーンに分け、それぞれのゾーンごとに施設が配置されています。
赤:教界ゾーン/緑:聖界ゾーン/青:遊界ゾーン
調査研究活動の成果を紹介するものとして、特別企画展の開催があります。これまで、記念展などを含め61(今年度含む)の企画展を開催してきました。
今年度は、次の特別企画展を開催しています。
【開館30周年記念・前期/後期特別企画展】
この他に、春、冬に展示館2階の常設展示において、立山曼荼羅特別公開展も行っています。
近年、新型コロナウイルス感染症の関係で十分に開催できていませんが、通常であれば、以下のようなイベントを開催しています。
なお、せっかくの30周年ですが、コロナ禍に振り回される一年となっています。記念講演会も開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の急激な拡大により、無期延期となっています。また、前期特別企画展は会期途中で臨時休館となりそのまま終了してしまうという残念な結果に終わりました。さらに、例年開催しているイベントも軒並み中止せざるをえない状況になっています。
まだまだコロナ禍の影響を受けそうですが、それに負けないように精力的な活動を今後も続けていきたいと考えています。
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