更新日:2021年3月18日

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雄山神社の杉樹林

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雄山神社の杉樹林

杉樹林

すぎじゅりん

芦峅寺雄山神社の境内には、高さ40m、目通りでの樹幹が周囲3m以上に及ぶ立山杉が林立し、昼なお暗くなっています。
現在、樹幹の直径が2m以上のものは、120本ほどありますが、雄山神社の杉は、幹囲の太さの割りに、根まわりの大きなものが多いうえに、根元の相接しているもの、あるいは2m~3mぐらい、完全に癒着したものも見られます。
これらの大木は、天正13年(1585)に豊臣秀吉によって芦峅寺が焼き払われた時に残ったものや、その後に植えられたものなどですが、台風や積雪等の被害を幾度となくうけ、その都度、補植が繰り返されてきたものと思われます。
推定500年以上の年輪を刻む古叢林は、県下でも珍しい富山県天然記念物に指定されています。

かつては、うば堂、閻魔堂の境内にも杉の大木が林立していましたが、明治維新の神仏分離令による廃寺の際に全体が伐採されました。

お問い合わせ

所属課室:生活環境文化部立山博物館 

〒930-1406 中新川郡立山町芦峅寺93-1 

電話番号:076-481-1216

ファックス番号:076-481-1144

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