更新日:2021年3月17日

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宝泉坊の燈籠と石塀

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宝泉坊の燈籠と石塀

ほうせんぼうのとうろうといしべい

全国から道者衆を迎えた坊家での接待は並々ではなかったと云われています。

また、道者衆からも、登拝や参詣の折には、燈明料、什物、常夜燈、石仏、石塀等の寄進奉納がありました。
このような師檀関係は、昭和の初め頃まで継承されていました。

写真の燈籠は天保11年(1840)年11月11日に、西尾藩主松平和泉守が檀那坊である宝泉坊に寄進し、造立されたものです。
石塀は慶応元年(1865)6月に江戸城御本丸大奥の女中善珠院と親しい間柄であった永井芳善院が寄進したものです。

左石塀と燈篭 右石塀と石柱

  • 向かって右側石塀
    • 正面石垣寄附御本丸善珠院
    • 左面于時慶応元乙丑年六月建之
  • 石柱
    • 右面天保八酉年八月九日宝泉坊照円
    • 正面松平和泉守造立
    • 左面光顔院殿明誉浄鏡貞照大姉
  • 石燈籠
    • 裏面天保十一年十一月十一日現住照円七十歳
    • 右面奉造営守護興
    • 正面松平和泉守
    • 左面①御武運長久
      • 御子孫繁昌也
    • 左面②護持 宝泉坊
  • 向かって左側石塀
    • 右面宝泉坊現住泰音代
    • 正面石垣寄附永井氏芳善院

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〒930-1406 中新川郡立山町芦峅寺93-1 

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ファックス番号:076-481-1144

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