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更新日:2021年8月5日
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Toyama Prefectural Museum of Art and Design
発表日 2021年8月5日(木曜日)
富山県美術館では、8月5日(木曜日)から11月9日(火曜日)まで、2階の展示室1において「コレクション展 第2期」を開催しておりますので、ご案内いたします。
場所:富山県美術館2階 展示室1
会期:2021年8月5日(木曜日)~11月9日(火曜日)
休館日:毎週水曜日(祝日を除く)、祝日の翌日
臨時開館・休館する場合がございますので、富山県美術館カレンダー(外部サイトへリンク)にてご確認ください。
5つのテーマ【反復・リフレイン】【新しい表現を求めて】【風景】【人物表現】【筆致・ストローク】に沿って、20世紀美術のハイライトをご紹介します。
【反復・リフレイン】
今回の展示で一番大きな作品である、草間彌生《太陽の雄しべ》が強く印象に残るのではないでしょうか。6段、20列、合計120個の箱が整然と並び反復されている作品です。生命力に満ちた力強い作品をお楽しみください。また、同じテーマの反復で有名なアンディ・ウォーホルの《キャンベル・スープ》など、視覚的面白さに満ちた作品も展示します。
【新しい表現を求めて】
岡本太郎《赤い兎》を筆頭に、自分にしかできない新しい表現を追求した作家たちをご紹介します。美術史的には、第二次世界大戦前の日本でシュルレアリスム的傾向や前衛的傾向の作品を発表したグループ「九室会」の画家たちの作品を展示します。「九室会」を支えた人物に、画家の藤田嗣治(レオナール・フジタ)がいることに注目していただくと、見え方も少し変わるかもしれません。
【風景】
ピカソやロートレックなどの油彩の名品と共に、クリスト&ジャンヌ=クロードの自然と向かい合ったプロジェクト、小林敬生の版画のように現実にはない不思議な世界、福田美蘭が自身の想い出を重ねた風景など、様々に表現された風景をお楽しみいただけることでしょう。
【人物表現】
藤田嗣治《二人の裸婦》と素描の《座る裸婦》を並べて展示し、特に藤田の線描表現の美しさや油彩の「乳白色の下地」の優美さを、ご覧いただける機会といたします。
【筆致・ストローク】
丁寧な筆使いから生まれる温かな難波田龍起《古都に想う》や、全身を使った作品で迫力のある白髪一雄《浄風吹炎》など、作家それぞれの思いのこもった筆使いによって、個性豊かな作品世界が生み出されています。筆致の違いにも注目して抽象的絵画をご覧ください。
(※)展示作品の詳細については、別添の作品リスト(PDF:406KB)をご参照ください。
コレクション展:一般300円(240円) ( )内は20名以上の団体料金
【次の方はコレクション展の観覧無料】
(※)詳しくは、富山県美術館ご利用案内(外部サイトへリンク)をご覧ください。
富山県美術館のコレクション展では、前身の富山県立近代美術館から現在までの収蔵作品を展示しています。年4回程度、さまざまなテーマによる展示替えを行い、多彩なコレクションを紹介。当館2階の展示室1では絵画・彫刻を中心とし、3階の展示室5と展示室6ではポスターや椅子、富山県ゆかりの瀧口修造やシモン・ゴールドベルクのコレクションを展示しています。
部局・担当名 |
電話番号 |
担当者 |
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生活環境文化部 富山県美術館 |
076-431-2711 |
【広報に関して】川浦【展覧会に関して】学芸課:渡辺、普及課:内藤 |