更新日:2021年2月24日

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くらしの安心情報第105号

くらしの安心情報第105号
くらしの安心ネットとやま
平成27年6月10日

目次

  • 日本年金機構の情報流出問題に便乗した不審な電話にご注意ください!!
    日本年金機構から約125万人分の年金情報が流出しています。
    6月3日に、日本年金機構に関連があると装った団体から、「あなたの年金情報が流出している。」などという不審な電話がかった、との相談が当センターに寄せられました。
    トラブル未然防止のために注意喚起します。
    注意喚起情報はこちらをご覧ください。
    URL:http://www.pref.toyama.jp/branches/1731/pdf/150604tyuikanki.pdf(富山県のページ)(PDF:23KB)
  • くらしの安心情報(PDFファイルで添付等)
    • 『アダルトサイトの登録を削除するという行政書士に解決交渉を依頼してよいでしょうか…。』
      (情報ファイルNo.155)情報ファイルNo.155(PDF:100KB)
  • 製品等の安全・安心情報
    • リコールされたACアダプターや充電器を使っていませんか?

製品等の安全・安心情報

リコールされたACアダプターや充電器を使っていませんか?

ACアダプターや充電器等(※1)は、携帯電話、ノートPC、タブレット端末等の小型電子機器と共に広く利用されていますが、一般家庭用の交流を小型電子機器に適した直流に変換をして電子機器や充電用電池に供給するなどの機能を持っており、発熱や発火を伴う事故が多く発生しています。
NITE(ナイト)に寄せられた製品事故情報(※2)によると、ACアダプターや充電器等による事故は、平成21~25年度に909件(※3)発生しています。

(1)リコール製品による事故

事故を原因区分別に見ると、設計・製造・表示に問題があったなど「製品に起因する事故」が多く778件(85.6%)を占めています。その中でリコールが行われている製品も多く、659件がリコール製品による事故です。そのうち217件はリコール実施後に発生した事故です。
次に、リコール製品による主な事故事例を示します。

  • DCプラグ(※4)の樹脂成型時に気泡が生じる不良があり、気泡に浸入した水分が耐湿性の低い赤リン系難燃剤成分と反応したため、DCプラグ電極にショートが生じて異常発熱し、DCプラグが変形した。
  • DCプラグの絶縁樹脂に添加していた難燃剤が、耐湿性の低い赤リン系難燃剤に変更されていたため、DCプラグ電極にショートが生じて異常発熱し、DCプラグが変形した。

(2)誤使用や不注意な使い方による事故

誤使用や不注意な使い方など「製品に起因しない事故」も62件(6.8%)発生しております。この誤使用や不注意な使い方等による事故は重傷、軽傷といった人的被害に至る割合が高く、62件中18件(29.0%)あります。
次に、誤使用や不注意な使い方による主な事故事例を示します。

  • 携帯電話用充電器のコネクター(※4)に力を加えたため、コネクター内部が変形して接触状態となり、スパークが生じて発火した。

これらの事故は、事故の予兆に早めに気がつく、周囲に可燃物を置かないなどの使用時の注意のほか、新聞広告や折り込みチラシ、ホームページ等で公表されるリコール情報に注意する等によって、未然に防止することが可能です。
なお、リコール情報については、NITEでも「社告・リコールデータベース」を公開しており、製造事業者・販売事業者の名称や製品の名称、型番などを元に検索することができます。

ACアダプターや充電器等のうち、例えば携帯電話などに使われる製品は、子どもから高齢者まで幅広い世代において使用され、生活必需品になっています。一方で、これらの製品は発熱・発火事故等の可能性があると思われにくく、注意が向けられにくいことから、今般、事故を未然・再発防止するため、リコール製品情報の確認方法や使用時の注意事項等について注意喚起を行うこととしました。

(※1)一般家庭用の交流から製品に適する直流に変換して、電子機器や充電用電池に電力を供給する装置。ACアダプター、充電器、直流電源装置などの製品名で呼ばれている(「NITE」説明資料 別紙2参照)。
(※2)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事(ヒヤリハット情報(被害なし)を含む。
(※3)平成27年4月30日現在、重複、対象外情報を除いた事故発生件数。
(※4)本資料では、ノートPC等の小型電子機器に直流を供給する端子を「DCプラグ」、携帯電話用等の直流供給端子に加え、データ通信用の接続端子を持った多端子コネクターを「コネクター」と呼ぶ(「NITE」説明資料 別紙2参照)。

【リコールとは】
リコールとは、消費生活用製品による事故の発生の拡大可能性を最小限にする
ための事業者による対応であり、具体的には

  1. 製造、流通及び販売の停止/流通及び販売段階からの回収
  2. 消費者に対するリスクについての適切な情報提供
  3. 類似事故未然防止のために必要な使用上の注意等の情報提供を含む消費者への注意喚起
  4. 消費者の保有する製品の交換、回収(点検、修理、部品の交換等)又は引き取りを実施することをいう。

(経済産業省「消費生活用製品のリコールハンドブック2010」より引用)

《問合せ先》
製品安全センター
担当者:池谷、西澤
電話:06-6942-1113
FAX:06-6946-7280

お問い合わせ

所属課室:生活環境文化部消費生活センター 

〒930-0805 富山市湊入船町6-7 富山県民共生センター内

電話番号:富山本所 076-432-9233、高岡支所 0766-25-2777

ファックス番号:富山本所 076-431-2631、高岡支所 0766-25-2890

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