安全・安心情報
更新日:2021年2月24日
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富山県と(公財)とやま環境財団が募集した環境月間ポスターの受賞作品が決定しましたので、お知らせします。
【応募状況】
小学生の部 143点、中学生の部 66点 計 209点
8月3日(月曜日)に県庁内で環境月間ポスターコンクールの表彰式を開催し、富山県知事賞 最優秀賞の受賞者2名に賞状等が授与されました。
また、受賞作品54点については、次の場所で展示いたします。
是非、ご覧下さい。
画面の中央に大きく描かれた、黄色とオレンジ色の買い物バッグが目を引き、次に、そこに太くはっきりと書かれた「買い物にはマイバッグ」の文字が、目に飛び込んでくる。バッグの周りには、楽しそうな表情をしたトマトやピーマンなど4つの野菜が描かれており親しみを感じさせる。必要なもの以外は描かれていないシンプルな構成画面と、水色の背景に、青や黄色、赤やオレンジ、緑色等を配した明快な色の構成も力強く、端的に伝えたい内容を訴えかけている。
海洋プラスチックごみ問題を含めた環境問題が深刻さを増す中、プラスチックの過剰な使用の抑制を目指して、7月1日から全国でレジ袋の有料化がスタートした。
富山県では、全国に先駆けて平成20年4月から『レジ袋無料配布廃止』の取組みを県内全域でスタートし、現在では、富山県内でマイバッグ持参率が95%と高い水準を維持している。全国的な取組みのスタートをきっかけに、マイバッグ使用の再認識を呼びかける内容となっている。
整然とした巨大な工場の建物と煙突。その煙突から排出される煙が工場周囲の大気を黒く染めている。しかし、立ち昇るその煙はやがて緑の葉をもつ植物へと姿を変え、美しく青く澄んだ空が見えている。そこに縦横に配置された「自然と共生した発展を」のコピーが書かれている。
20世紀以降、人類が行ってきた開発や工業化の道は、自然を破壊し大きな影響を与えてきた。しかし、今、私たちは、資源やエネルギーなどを効率的に利用するとともに再生産していく循環型社会の実現に向けて、省エネルギーや環境を汚染しない仕組みづくり、3Rなどの様々な取組みを行っている。人間が自然と密接に関係しながら生きていく共生の道を歩んでいると言える。
画面の大半を占める灰色と黒、水色。限定された色の諧調が静かな印象と緊張感ある画面を作り出し、見る側に、自分たちの進むべき方向、取り組むべきことについて考えさせる作品となっている。
次の賞については、関連ファイルをご覧ください。
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