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更新日:2022年6月17日
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太陽の光のエネルギーの約3割は雲や雪などに反射されて宇宙に戻り、約7割が海や陸地に吸収されます。吸収されたエネルギーは大気へと放たれ、宇宙へと逃げていきます。仮にこのエネルギーが何にも遮られず逃げていくとしたら、地球の平均気温は約-19℃となり、人が暮らしにくい環境となります。
この地球で大切な役割を果たしているのが、大気中の二酸化炭素や水蒸気などの「温室効果ガス」です。
温室効果ガス(GHG)が地表から放たれる熱を吸収し、熱を宇宙に逃げにくくすることで、地球の平均気温を約14℃に保っているのです。
産業革命以降、私たちが石炭や石油を使って多くの二酸化炭素(CO2)を排出したため、熱はこれまでより宇宙に逃げにくくなっています。
その結果、地球の気温が上昇する「地球温暖化」が引き起こされています。
2019(令和元)年度の県内の温室効果ガス排出量は、1,062万t-CO2でした。
温室効果ガス排出量は、令和元年8月に策定した「新とやま温暖化ストップ計画」の基準年度(2013(平成25)年度)と比べると、18.0%(233万t-CO2)減少し、前年度(2018年度)からは4.4%(49万t-CO2)減少しています。
・ 富山県における温室効果ガス排出量の詳細については、関連ファイル「富山県における温室効果ガス排出量の推計結果(2018年度・速報値)」をご覧ください。
(出典)全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト
・ 日本における温室効果ガス排出量の詳細については、関連リンク「日本の温室効果ガス排出量の状況」をご覧ください。
(出典)全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト
富山県の地球温暖化対策を地域レベルで計画的・体系的に推進するため、2019年(令和元年)8月に「新とやま温暖化ストップ計画」を策定し、県民、事業者、行政の連携協力のもとに地球温暖化対策に取り組んでいます。
また、県自らの事務事業に伴い排出される温室効果ガスの排出抑制を定めた「新県庁エコプラン」を策定し、一事業者として地球温暖化対策を積極的に推進しています。
・「新とやま温暖化ストップ計画」、「新県庁エコプラン」については、関連リンクをご覧ください。
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