「農業教育と研修に関するあり方検討会」報告書について
発表日 2023年6月6日(火曜日)
本県農業の将来を担う人材の確保のため検討を進めていた有識者や農業関係者等で構成される「農業教育と研修に関するあり方検討会」の報告書がとりまとめられましたので、その概要をお知らせします。
詳細は、「農業教育と研修に関するある方検討会報告書」(PDF:856KB)をご覧ください。
1.「農業教育と研修に関するあり方検討会」(令和4年6月設置)
(1)委員:14名(委員長:酒井富夫 富山大学名誉教授)
(2)検討の経過:令和4年6月14日~令和5年3月17日の間、3回の検討会を実施
2.報告書の概要(詳細はPDFを参照)
(1)今後の方向性と具体的施策
1.「就農就農啓発活動及び就農相談機能の充実・強化
- オンライン配信による「就農体験セミナー」を新たに実施
- 就農啓発から定着までを支援する「就農コーディネーター」を新たに配置
2.「とやま農業未来カレッジ」の研修体制の強化
- 通年研修(1年目)は令和6年度から年度から順次定員の拡充を図るとともに、園芸の実践研修(2年目コース)の開催に向けた検討・準備
3.産地や地域における就農希望者の受入体制の整備
- 産地が就農希望者を主体的に受け入れる体制整備への支援
- 産地等に関する情報共有の強化とマッチング活動の推進
- 農業法人や集落営農組織の人材確保に向けた経営力強化と職場環境の整備
4.農業高校生等の就農意欲や農業への関心を高めるための教育・研修の強化
- 保護者等も含めた就農相談会や先進的な農業経営に関する研修会の開催
- 中高生をターゲットに、職業としての農業に興味を持ってもらえるようSNSの活用による農業の魅力発信
5.大学等での農業研究の推進、農業に関する学びの機会の提供
(2)中長期的な課題に対する取組み
- 就農希望者や農業団体、産地、法人組織のニーズを把握し、引き続き、農業教育・研修の拡充を検討
- 富山大学の寄附講義の内容・成果を踏まえ、将来的な県内大学における農業や食料関係分野の研究の推進
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農林水産部 農業経営課 経営体支援係 |
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